医師不足対策:自民が特命委発足 医師派遣制度など検討−政党:MSN毎日インタラクティブ
この報道で、某新聞社の記事に意味不明な図が載っていた。左の図がそうなんだけれど、この図が意味するものはなんだろう。
広さあたりの医者の数をみて何がわかるのか、この新聞社はきちんと説明してほしい。医者が不足しているか否かが面積で決まるとは知らなかった。誰一人として患者が存在しなくても、医者は配置しなければならないということか。
医者だって慈善事業じゃないんだから、誰も患者がいないところで商売する人はいないだろう。人がたくさんいるところに医者が集中するのは至極当然だと思うのだが、面積当たりで再配置して都市の医者を減らせとでも言いたいのだろうか。よくわからん。
こういうものは、人口に対する医師の数だけで話すものも片手落ちで、人口密度とも密接に関係している話だろう。人口密度が高ければ医者・患者双方にとって便がいいため、効率は高くなるだろう。よって人口密度が低い場所に比べると、人口あたりの医師数は少なくて済む可能性が高いように思える。逆に人口密度が低い場合、人口あたりの医師数が多くないと患者にとっては非常に不便だ。かといって、富士の樹海の中に病院を作ることはまず無いわけで、そのバランスをとるのは非常に難しいだろうな。
この某新聞社は、もうすこしましな参考資料を載せろたほうがいいと思うのだが、如何がか。