unmovabletype.orgさんのところが大変参考になりました。ここでは、実体験を元に、VineLinuxを用いた自宅サーバへMovableType3.0を導入する方法について書き連ねてみます。自宅サーバを設けたいと思っている方の参考になればこれ幸い。
まず、サーバを作成します。これは単純にVineLinuxをインストールするだけです。
1,[参考]インストール用CDの作成
a,
VineLinux HomePageに行きます。
b,FTPサイトにいって、適当なサーバのVine-2.6/CDIMAGEからVine26r4-i386.iso を取ってきます。面倒な方は
こちら
c,CDライティングソフトでCDに書き込みます。VineLinuxを使っている人は、cdrecord dev=0,0,0 -v /CDイメージ保存先/Vine26r4-i386.iso とやります。cdrecordがインストールされていない人は、次のようにしましょう。
・エディタで/etc/apt/source.listを開きます。
・下記のような記述がありますので、(ring mirror)以下2行のコメント(#)を削除し、保存します。
##
## Vine Linux 2.6 FTP
##
# (ring mirror)
#rpm http://www.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main plus plus-noarch
#rpm-src http://www.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main plus
・rootになって、apt-get update;apt-get install cdrecordを実行します。
2,VineLinuxのインストールは…省略(手抜きじゃ)。ここなど参考にしてくださいね。
a,インストールタイプは、「サーバ」もしくは「すべて」でいいでしょう。早く終わらせたいのであれば「サーバ」がBest。
3,サーバの設定
a,まず、必要の無いサービスを止めましょう。(セキュリティ上重要です)。これはrootでログインした後、setupで設定すればいいでしょう。
b,VineLinuxのapacheでMovableTypeのCGIが動くよう、apacheの設定ファイルを修正します。これは色々やり方があるでしょうが、私の場合は下記のようにしました。(もしセキュリティに問題ありであれば、お教えください。)
・エディタで /etc/httpd/conf/httpd.confを開き、下記を修正します。
# To use CGI scripts:
#
#AddHandler cgi-script .cgi <- ここのコメントをはずす
ScriptAlias /cgi-bin/ /home/httpd/cgi-bin/
#
# "/home/httpd/cgi-bin" should be changed to whatever your ScriptAliased
# CGI directory exists, if you have that configured.
#
AllowOverride None
Options ExecCGI
Order allow,deny
Allow from all
・ここの下に、以下のとおりに追加します。
ScriptAlias /cgi-bin/ /home/httpd/[MvableTypeを置く場所]/
AllowOverride None
Options ExecCGI
Order allow,deny
Allow from all
※[MvableTypeを置く場所]は、例えば/home/http/html/blog にMobableTypeをインストールする場合は [blog](上記の場合は/home/httpd/html/blog/)となります。
c,/etc/rc.d/init.d/httpd restart として、apacheを再起動します。
d,細かなセキュリティの設定は省略。
e,自宅サーバにする場合、
ここ等も見ておいてください。
4,MovableType3.0の導入 これは
こちらに詳しく書かれております。
a,MovableType3.0をDownloadします。
b,Downloadしたファイルを、/home/httpd/html/にコピーし、解凍、その後、ディレクトリ名を [MvableTypeを置く場所]に変更します。
cp /ダウンロードした場所/MT-3.0D.tar.gz /home/httpd/html/
tar xzvf MT-3.0D.tar.gz
mv MT-3.0D-full-personal-en_us [MvableTypeを置く場所]
d,mt.cfgを、上記ページを参考に修正します。
e,修正したら…あとは同じですね。