そんな馬鹿なと言わずに回りをよく見てほしい。マウスを微動だにさせずにクリックできる人は、以外に少ない。特に右クリックなんかはそうだ。指先や手の平や手首に必要以上の力が入り、クリックとともにマウスが動く人は結構いる。
これが何をもたらすか。
そう、「予期せぬファイルの移動」だ。
以前Officeが起動しないとか言われて見に行ったら、Office関連のプログラムフォルダがフォルダごと違うフォルダの下に移動していた事があった。悪戯かとも思ったのだが、そいつのマウスの使いかたを見ていると、クリック時に必要以上の力が入っているため、おかしな挙動をすることが多いのがわかった。多分、マウスを画面上で動かすときに画面上にはエクスプローラなどが開いていたんだろうと思う。そして、運悪くOfficeフォルダのところでクリックしてしまい、そのまま違うフォルダにドロップしちゃったんだな。
だけど、こういった事は、パソコンに詳しい人ほど想定できない場合が多い。そんな信じられないこと、やったことが無いからだ。実際上記の例で、そいつはPCメーカのサポセンに連絡したらしいのだが判明できなかったらしい。俺はファイルを検索してわかったんだけどね。
クリックできない人ってヒューマンインターフェースの大きな部分を使えないってことだから、今のPCは使うべきじゃないと思う。毎日使っていても上達しない人は、なおさらだね。