御存知の通り、ラグビーW杯の日本-サモア戦は26-5で日本の完勝。サモアはまるでスコットランド戦の日本のように、アレっ?というような反則を取られる場面が多く、全く波に乗れないまま試合が終わった感じ。前半だけだと「こりゃボーナスポイントも狙えるな」という展開だったが、やはり2人がシンビンで退場になったのが大きかったのだろう。人数が揃うと、サモアはさすがの強さを見せる場面も多かった。
それでも日本は低いタックルと組織でしっかりと守った。結果はほぼ危なげなく完勝だ。特に前半終了間際の山田のトライはシビレた。クルッと一回転してタックルをすり抜けた時には「おおおっ!回ったよ!」と声が出てしまった。
サモアの選手はデカかったな。あんな強烈な選手と互角以上に戦うんだから大したもんだ。なんて言ったら申し訳ないくらい強い。
さて、グループリーグ最後はまだ一勝もしていないアメリカが相手だ。アメリカにも勝って欲しい。あのサモアを見ていると、日本に負けた悔しさをスコットランドに思い切りぶつけるような気がする。なんたってサモアは日本戦で力を出し切った感が全く無いだろうから。パワーや破壊力ではスコットランドよりサモアのほうが強そうだ。となれば、日本と南アフリカが3勝で決勝トーナメントに行けることになる。
他力本願にはなるけれど、サモアの実力はあんなものではないはず。実際日本戦でのトライの場面はものすごい圧力だった。スコットランドもスピードは負けていないが、パワーではサモアのほうが上だろう。
グループリーグ最終戦が楽しみだ。