このサイトで一番アクセス数があるのが、「エプソンのプリンタは・・・」というエントリだ。アップしたのは数年前なのだが今だにNo.1アクセス数をたたき出している。検索等で飛んできて思いを書き連ねていく人も今だにいる。
読み返してみると、あの一連のエントリには、俺が一番書きたかったことが書かれていない。そこで今更ながらにあのエントリをあげた理由を率直に書いておく。
あのエントリにあるように動かなかったインクは動いたインクとチップの形状が変わっていた。それを見た時、「これって代替えインクが動かなくするためにチップを変えたんじゃないのかな」と思った。かなり昔、PCのソフトにコピーガードが掛けられたりN石のPC98用のソフトががエプ村の互換機で動かないような仕掛けが施されたりしたことがあった。N石互換機でエプ村はそういう迫害を受けてきたメーカだ。俺もエプ村の互換機を持っていたが、出たばかりのWindows95は互換機ではVGAでしか動かなかったりした。そんな仕打ちをされてきたエプ村だからこそ、自分のシェアを守るため素性の知れているチップを破棄して代替えインク締め出しを計ったのじゃないかと思ったのだ。
あの動かなかったインクは、かなりの確率で不良品だったと思う。しかし、仕様変更によるソフト的なロックではなかったのかという疑問はいつまでも残る。その真相はこれから先も分からないだろう。