バイク熱が再燃焼しはじめた俺だが、しばらく乗っていないとバイクの情報も浦島太郎状態である。国内バイクメーカーのサイトに行ってみると、まずフルカウルのバイクがほとんどないことに唖然とする。みんな長距離ツーリングとかしないんだろうか。風をモロに受けながらの長距離は非常につかれる。カウルがあれば少々の雨なら濡れないし、風も当たらないので疲れない。洗車が少々面倒くさくなるが、その効果は絶大だ。なんでカウルなしばっかりになっているんだろう。
さらにその車種の少なさに驚く。ロードスポーツはちょっとスポーティな程度で、NSRのような超過激マシンはほとんど無くなっている。挙句の果てに「スカチューン」なる意味不明のものもある模様。技術的に全然おもしろくも何ともないマシンばっかりじゃん。バイクや車に最新鋭のテクノロジを求める奴っていなくなってしまったんだろうか。
聞くところによると「排ガス規制」とかでいろいろ面倒になった上、触媒などのコストがかさむようになってしまったらしい。実際今のバイクはスッゲー高くてビックリだ。そのくせ最新テクノロジ満載という感じはほとんどしない。ピピピとくるのはHONDAの
CBR1000RRと
CBR600RR、それにYAMAHAの
YZF-R1くらいしかない。なんということだ。
このクラスというか、バイクも既にかなりの車種がキャブからフェールインジェクションになっているようだ。そのフェールインジェクションを制御するシステムには、ICチップを埋め込まれたカードキーでしか作動しないセキュリティシステムも組み込まれ、仮に電装系を直結しようともエンジンは動かないようになっているとのことだ。カードキーが無いとウンともスンとも言わないため、盗難は減っているらしい。ただ、エンジンに関しては以前のようなV型4気筒なんていうおもしろいものは無くなって、400cc以上の多気筒エンジンはほぼインライン4である。つまんねーの。
自動車ではハイブリッド車がもてはやされているようだが、あの程度で環境にやさしいなんて言うべからずと俺は思う。自動車の燃費なんて、ハイブリッド車でも20km/l前後でしかない(参考
e燃費ランキング | e燃費)。250cc単気筒のバイクだったら、多分30km/lはほぼ確実だ。以前クラブマン(GB250)に乗っていたときなどは40km/l近く走ったこともある。400ccで峠をカリカリに攻めても20km/l程度は行く。街乗りなら25km/lはカタい。世界のカブなら50km/lは余裕だ。二輪車が多くなれば渋滞もかなり緩和されるだろうし、駐車場スペースも取らない。ああ素敵。もっと二輪を推奨すべきだと思う。