マシンパワーも格段に上がった今、OSはどんどん
見栄えのよさに力を注いできているようだ。
たとえば、次期Windowsは、
開発中の「Windows Vista」日本語版公開で紹介されているような感じになるらしい。機能については
声に出して読みたいWindows Vista 日本語版の日本語にちょっと出ているが、ますます簡単で親切っぽくなっているようだ。
だけど、こういうとっかかりの親切設計は、使い込んでいくうちに得てして
うざったいおせっかい機能になることが多い。当然商品であるので見えがかりが重要なのは良くわかる。だけれども俺には綺麗だけど食べたらあまりおいしくない料理のような気がしてならない。
GUIの根本的なところが変わらず見せ方だけをかっこよくしているのだから仕方がないことであると言えなくもないが、もっと直感的に理解できるインターフェースを開発してもいいような気がする。ジョグダイヤルみたいなのとか…ジョグダイヤルにURLをセットしておいてなんて使い方は誰も考えないのだろうか。
あと、3Dデスクトップもどんなもんなんだろう。それよりもファイルをもっと視覚的にかつ感覚的に見せるほうがいいような気がする。それこそディレクトリ構造などを意識しないで、本棚にしまうような感覚のほうがイメージしやすいのではないか。というか、ランチャとデータファイルがごったになっているのが初心者にわかりにくいそもそもの原因と思うのだが、いかがか。
で、こういう傾向がWindowsだけかと思いきや、
Linuxもついに「見た目で勝負」--ノベル、新ソフト「Xgl」を公開なんて記事も出ている。
もう少しよーく考えて欲しい。多数のソフトを使い込んでいる人ってそんなにいるのだろうか。だいたいPCの用途は限られているのではないのか。ブラウザ、メーラ、オフィススイート、画像処理、動画・音楽の編集、鑑賞…それ以外になにか…
それだけの為に、何故あそこまで凝らなければならないのか理解に苦しむ。使い込めば使い込むほど、CUI的な操作その方が速いし便利なことも多い。クリックばかりでうんざりしないのかと不思議に思う。
私も、Linux難しそうなんて言ってた頃から1年。Linuxとも仲良くなりました。
>>ランチャとデータファイルがごったになっているのが混乱の原因
納得ですねぇ。確かに分かりにくい。
やはりPCを使い倒す側の人間としては、ツリー構造を隠すランチャはキモチが悪い。
ランチャはルーティンプロセスを飛び抜かすタメの物であるべきと思います。まぁ、数学の公式みたいな感じ。
まぁ、それも今のメーカー製ランチャの使い勝手が悪いせいなんですけどね。でもSonyのアレなんかは悪くない気がする。
でも美しくあることは大事ではないにしろ、嬉しいことであると思うのです☆
視認性と操作性と敏捷性に優れるのであれば、それは使い倒す側としても嬉しい。
嬉しさにマシンパワーを注ぐ時代が来たんですね。