先日交換したドライブチェーンだが、交換後500Kmくらい走っただろうか。チェーンに最初に塗ってあるベタベタグリスもほぼ飛び、いい感じになってきた。シールの形状がフリクションを抑えるように出来ているためか、チェーンの動きもシールチェーンとは思えない滑らかさである。
そんないい感じのチェーンだが、初期の伸びが発生した模様。各々が馴染み、ほんのちょっとだけ伸びるのだろう。だが、チェーンのジョイントは112個もあるので、ほんのちょっとでも全体で見ればそこそこ伸びる。初期段階での調整は必須なのだろう。
ということで、チェーンをちょっとだけ張ってやることにした。だが、ここで大きな問題が・・・実はまともなアクスルシャフト用のレンチが無いのだ。以前車載工具でチェーンをいじった後、タイヤ交換時に「アクスルシャフトの締め付けトルクが足りなかったよ」と言われたことがあった。車載工具だとそんなもんだろう。あんなちゃっちい工具だと、緩めるのも締めるのも大変である。これはそれなりの工具を用意せねばなるまい。
最初はAmazonで買おうかと思ったが、送られてきて「なんじゃこりゃ?」もイヤなのでホームセンターに出かける。一軒目のホームセンターではトルクレンチは置いていなかった。マジか! これは二軒目も怪しい・・・と思ったが、二軒目にはちゃんと置いてあって一安心。リアのアクスルシャフトの締め付けトルクは113N・mなので、それをカバーできるレンチを購入。更にはアクスルシャフトを停めているネジが32mmなので、32mmのソケットも購入した。
そこそこの値段のせいか、きちんとBoxに入っている。
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ソケットはこれ。デカくて重い。
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これでアクスルシャフトを緩め、ほんの2mm程度タイヤを後ろに持っていった。
走ってみてビックリ。アクセルを開け閉めしたときのショックが全く違う。低いギアでガバガバやったときは流石にショックが来るが、4速以上で普通に走っているときにはギクシャク感がまったくない。以前チェーンを張りすぎてリアのサスの動きが悪くなった時があったが、今回は「もう少し張ってもいいかな?」と思えるくらいにしか張らなかったのがちょうどよかったらしい。
めでたしめでたし。