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2018年07月12日
決勝はフランスークロアチア
[決めてくれ~~]
なんとまぁ、クロアチアが勝ったじゃないか。開始5分でFKからイングランドが得点したときにはクロアチアに勝ち目はなさそうだと思ったのだが、時間の経過とともにクロアチアらしさがどんどん出てきた。同点のペリシッチのシュート、左足アウトサイドだったんだね。リプレイ見るまでヘディングだとばかり思ってた。
この同点以降はイングランドの良さが全くと行っていいほど出なかった。まるでワールドカップ決勝の重圧に潰されてしまったかのように動きに鋭さがなくなっていく。逆に延長続きで体力的に極めて厳しいクロアチアはどんどん活性化。
それでもイングランドの守りも堅い。結局延長戦に突入。クロアチアは3試合連続。死ぬ。そんなエネルギーすっからかんのクロアチアなのに走る走る。走るだけじゃなくてミスも少ない。なんなんだあれ。クロアチアは中・長距離パスの精度が高いよね。ものすごい武器だよな。
決勝点はアレレという感じで決まった。何気ない若干ルーズなボールにしっかり反応したのはクロアチアのマンジュキッチ。イングランドのDFはまるで日本が最後にカウンターを食らったときのように、ほんのちょっとだけ反応が遅れた。時間にして0.3秒とかそんなもんだと思う。本当にサッカーって怖いね。
フランスーベルギーの前半はものすごく短く感じる内容のギュッとつまったいい試合。ベルギーは開き気味の両サイドが比較的フリーになりフランスを苦しめたが、時間とともにフランスも修正。ポゼッションはベルギーでも内容はほぼ五分五分。いやぁ、両国とも強いわ。こりゃ日本は勝てないよな。そんなベルギーに2点も取った日本ってすごくね?とか思いながら後半を迎える。
後半そうそうにフランスがCKからあっさりと得点すると、その後はドイツとかイタリア真っ青な着実なプレーでガッチリと守る。すげーわ。ベルギーもメンバーを変えてフランスを攻め立てるが、危険なゾーンまではなかなか侵入できない。このあたりが経験の差かもしれん。そのまま試合終了。フランス強いなぁ。
これで決勝はフランスークロアチアとなった。これは予想していなかったけれど、クロアチアのオープンな打ち合いはなかなかの迫力。攻撃力で言えば、どちらもあのアルゼンチンから3、4点を取るほどの破壊力だ。守備力はここまで4失点、それもアルゼンチン以外には1点しか取られていないフランスに軍配が上がる。コンディションは圧倒的にフランス有利。クロアチアは休養が一日少ない上に3試合連続の延長と、あまりにも不利だ。それでも、クロアチアは何か不思議な力に支えられているように見える。プレッシャーは「とにかく全力でやるだけ」のクロアチアのほうが少ないだろう。早い時間帯に先取点をフランスが取ったら、フランスは優勝のプレッシャーで動きが鈍くなり、失うものは何もないクロアチアは持てる力以上のものを発揮し始めてものすごい試合になると思うよ。
久々に超面白い決勝戦になりそう。楽しみだ。
posted by oyajiman at 2018年07月12日 22:00:00
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