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2018年05月02日

チラシを見てのちょっとした疑問

[つれづれなるままに]

このチラシを見て、ちょっとした疑問が湧き上がる。このチラシから得られる情報は、二輪事故死亡者の67%が免許取得10年以上、10年未満が13%、3年未満が15%であること。二輪事故死亡者の41%が速度超過だったことだ。

さて、ここで、単に二輪免許取得10年以上の人数が圧倒的に多いだけじゃないの?という疑問が湧き上あがる。そこで、A 各年齢で二輪免許を同じ割合で所持、B 年齢層は16~80歳 と仮定すると、免許所有期間はBの条件から最大で65年であり、3年未満は3/65の4.6%と推測される。また、3年以上10年未満は7/65で10.8%、10年以上は55/65で84.6%となる。これを元に先程のデータを見ると見方が大きく変わる。免許取得している人のたった4.6%である3年未満の人が全体の15%も事故を起こしており、10年未満は10.8%の取得割合で事故は13%なのである。

先の仮定を元に、二輪免許取得者総数をn、死亡者をmとした場合、全体の事故率はn/mで、免許取得年数別の死亡事故率は3年未満 3.25n/m、10年未満1.21n/m、10年以上0.791n/m、となり、3年未満は10年以上の4.1倍、10年未満でも1.53倍事故を起こしやすいことになる。

このように、こういうデータは加重平均のようなもので見ないと判断を誤りやすい。

速度超過も然りで、車を含め、現実的には速度超過をしていない車のほうが少ないように思える。そう考えると、速度超過が一番の違反に来るのは当然だ。また、その他にはどんな違反が含まれているのか全くわからない。死亡者の41%が速度超過だが、これが「速度を落とせば事故らない」という結論には結びつかないのである。

印象操作や尋常に訴えるだけのものでなく、事故を防ぐための科学的な分析をしたほうが良いよね。

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posted by oyajiman at 2018年05月02日 22:00:00



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