バッテリー上がりと言う予期せぬトラブルに見舞われたが、ブースターケーブルでとりあえず始動しタイヤ交換に向かった俺。タイヤ交換はほどなく終了していざ出発だ。
外見はこんな感じ。こちらがフロント。
で、こちらがリア。
パターンはS20と若干変わっているし、パイロットロード3の影響か、サイプもどきのデザインが入っている。どうせ消えてなくなるのに意味ないよねこれ。
走り出してすぐにS20と違うことがわかる。フロントがとにかく軽いのだ。だが、フラフラという軽さではなく、感じとしてはステアリングダンパーを強くしたときのハンドリングという例えが一番近いかもしれん。S20と同じような乗り方をすると倒れ込み過ぎてしまうがハンドルは切れないのだ。
最初はかなり戸惑ったが、走っているうちにだんだん慣れてきたのか、それなりに走れるようになってきた。S20もS20EVOも、走り出して50Kmくらいから一気にグリップが上がってきたが、このS21は最初からそこそこグリップする。
そのうちどうにか慣れるだろうと思っていたマシンの倒れ込みだが、しばらく走っても感覚が合わなかった。なのでフロントダンパーの延び側、縮み側ともに1/4くらいソフトに振ってみた。これはかなり上手くいって、とりあえず今までのような感覚で走れるようになった。
その状態で走ってみると、このタイヤの曲がりやすさがとんでもないことに気がつく。あまりバンクさせていないのに曲がっていく感じ。これヤバイだろ。いつものスピードだとコーナーがイージーすぎるのだ。当然グリップもかなりいい。ただ、グリップの質ががっちり路面に食いつくというより、路面に吸い付くような感じとでもいえばいいのだろうか、いままでになかった感触だったのは興味深い。
名前はS20の後継だが、その中身は全く違うもののように思える。再度サスをいじって、ちょうどいいところを探してみよう。
本日の走行距離 113km
タイヤ交換時 28355km