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2012年04月06日

払う金がないという恐怖を知っているのか? 

[だめだこりゃ]
有休とかの話を読みながら、なんだかんだ言ってもほとんどの人は会社の金の動きがわかっていないんだろうなぁと思う。はっきり言ってしまうと、会社の金の動きに敏感なのは経営者と財務経理に携わっている人だけである。特に厳しい経営を続けている企業で権利とかそんなのを騒ぐ社員は、自分さえ金をもらえれば良いという意識もさることながら、企業は金を無尽蔵に持っていると勘違いしているのではないか、と思う時がある。

会社を経営するのに使う金は半端じゃない。当たり前だが、まず社員にきちんと給料を払わねばならない。月給30万円の社員が10人いたら、毎月300万円のキャッシュは最低限用意しないとダメだ。それも給料日にだ。また、業者への支払いもそうだ。今のように景気が悪いと収入はなかなか伸びない。入ってくる金は変わらないか少なくなってきている。それなのに社会保険とかはパートアルバイトも加入させる方向に進んでいるし、65才までは雇用しろとかという流れになっているし、そのうえ増税も控えている。家計と同じで、入ってくる金は変わらないか減っているのに出ていく金、特に人に関わる金だけは確実に増えていく。毎月毎月ギリギリの資金繰りでしのいでいるのに支払う金だけはどんどん増えて行くのである。今月の給料は無事払えるだろうかと悩み、今月も給与がきちんと払えたことにほっと胸を撫で下ろすのである。会社を潰して楽になりたいと思ってしまう経営者だって少なくないはずだ。

だが、そんな気苦労をほとんどの社員は知らない。そして、給料が少ないだの有休が取れないだの好き勝手なことをいう。経営が厳しいのは経営者の責任だが、戦力が弱いからそんな厳しい経営しか出来ないという話も一方ではある。なぜ弱いのか。それは保護しすぎるからなのだ。補助金づけの産業で競争力があるところはあるか?そんなのない。踏まれて叩かれても生き延びてきたから強いのである。強くなるには過度な保護は不要である。それなのに、今の日本は労働者の解雇さえ自由に出来ない。有休とかの権利を与える代わり、解雇などの権限も持っていなければおかしい話なのに、なぜかそれはない。さらには給与の減額さえままならない。そのくせ窓際に追いやったり理不尽な転勤とかは問題にされず、自分から「辞めます」と言わせることはOKだ。だが、「クビ」は言い渡せないのである。こんな陰湿でおかしいことがまかり通るからすべてがおかしくなるのだ。

まぁ、今「クビ切りOK」になったら、ものすごい数の失業者がでるだろうけどね。

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posted by oyajiman at 2012年04月06日 01:00:00



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