頼れるどころか、もはや「有害」な日本の震災報道 信頼に足る情報を探し求めて分かったこと JBpress(日本ビジネスプレス)
こういう記事を読むと「ほとんどのマスコミがゴシップ記事最優先になっているのだろうなぁ」と思う。それはそれで困ったことかもしれないが、日本のマスコミが信頼できる情報を流してくれなくてもほとんどの人はそれでよしなんだろうし、なによりパニックになったり暴動が起きたりはしない。
これはもとより誰もマスコミを盲信していないことを表しているんだろうし、その事は報道する側もよく知っていて面白おかしい記事に走るのではなかろうか。
そもそも信頼できる情報なんて誰が持っているのか。例えば、仙台駅を中心としたJRは復旧の見通しさえ発表されていない。(参考
復旧、運行再開いつ?明言を避けるJR 震災で停止の奥羽本線山形—新庄間など各線)俺が人づてに聞いた話だと、JR関係では仙台駅は3F新幹線の線路に穴が開いたとかあんなひどい状態になるのは完全にゼネコンの手抜き工事だとか新幹線の送電線がほとんどグニャグニャで線路もむちゃくちゃでそれどころか線路に津波で流されてきた〇〇が線路にあって警察の検分が終わるまでは工事に入れないとか、ホテルではつい先日仙台にオープンしたばかりの建物が本来は新しくて耐震もバッチリのはずなのに地震があった当日にホテルを建設した業者がバスで2台分の人を急遽送り込んで完全ロックアウトしてるとか、まぁ、そんな意味不明の情報が流れてきたりする。それは完全に2次情報なのだが、その業界の当事者から聞いた話とやらでやけにリアルだ。
それでも震災直後から比べればすべてが落ち着きを取り戻しつつある。注目を浴びているのは原発事故だけと言っても過言ではない。原発事故も、炉心の話から使用済み核燃料の話に移ってきている。炉心の状態はどうなっているのか、まったく話題にも登らない。おかしすぎるが誰も指摘しないし、原発から遠く離れた人にとってはただ単に好奇心を満たすだけのネタでしか無い。
どうせそんな状態なんだから、こっちには見物料として金と物資をばんばん送ってくれればOKだ。自粛なんてする必要など無い。慰めて貰ってもなくなった人は帰ってこないし復旧が進むわけでもない。
神も人も信じていない日本人が、報道なんて信じるわけ無いじゃん。だから日本は強いんだって早く気がつけよ。