昨日飛び込んできた香川の怪我の話。仕方ないとはいえ、ちょっと痛い。日本も痛いけれど、ドルトムントは今ごろ頭を抱えているに違いない。香川vsオージーって牛若丸と弁慶みたいで面白そうだったのになぁ。明日は藤本で行くのか、それとも柏木か、もしかして李か?個人的には藤本が見てみたいね。
さて、先日も日韓戦について書いたが、少々書ききれなかったことがあったので改めて書いておこう。
今大会の我らが代表が今までの代表と決定的に違うのが、セットプレーからの得点が非常に少ないということ。FKがうまくないワケでもないのだが、今まで強みであったFKへの期待が非常に少ない。これはマスコミのどうしようもない煽り(俊輔といえばFKみたいな)があまりないことも一つの要因かとは思うが、チーム全体でもいい位置でFKをもぎ取ろうという意識よりも切り裂いて得点してしまえという意識の方を強く感じる。まぁ、アジアンレフェリングというのもあるんだろけどね。
先日の日韓戦のPK戦で勝利を決めた直後、TVからセルジオ爺の子供みたいにはしゃいでいる声が聞こえたのには思わず笑った。厳しいことばかりいうセルジオ爺だが、ああいう試合では本当にタダの1ファンなんだよね。
スポーツナビに掲載されている
宇都宮徹壱さんの
勝因は「信じる力」 日々是亜洲杯2011(1月25日)というコラムには泣けた。ザッケローニ監督は今までの監督の中で、もっとも日本人に近いメンタリティを持った監督なのかもしれん。今までの采配とか選手起用とかインタビューを聞く度に思っていたのだが、この前日本にきた監督とはとても思えないのだ。人を悪く言わず選手・対戦相手などすべての人を尊重するその姿は、和を持って尊しとすることを忘れかけている日本人に改めて「日本のよさ」を教えてくているような気がする。いい監督に恵まれるのは幸せなことなんだなだと思う。