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2018年12月13日

「生まれてきてくれてありがとう」って気持ち悪い

[つれづれなるままに]
「生まれてきてくれてありがとう」とかいう言葉を目にするたび、とても気持ちが悪くなる。この言葉はなにに感謝しているんだ?

文字通りに取れば「生まれてきた」という現象に対する感謝となるが、言葉として「~してくれて」というところが不要である。そもそも生まれてくるのは偶然の産物であり、その偶然を感謝するのであれば「出会えてよかった」というような言葉のほうが良い。

また、「生まれてきた対象」に対する感謝であれば、これもまた「~してくれて」というところが不要である。生まれてきたのはその人の意志ではない。そもそも「~くれる」という言葉は、人が人に対して行った行動に対してつける言葉だ。だから、「生まれてきてくれて」は非常におかしな言葉遣いである。ああ気持ち悪い。

「産んでくれてありがとう」もかなり気持ちが悪いが、こちらはまだ産んでくれた対象、つまり母親に対する感謝なのが明確だし、「産む」という行動に対しての「~してくれる」だからかろうじて許せる。ただ、もう少し気の利いた言い回しはたくさんあるのに、なぜ「産んでくれてありがとう」なのか理解しかねる。つか、種を植えた親父への感謝はないのか?こういう言い回しをよしとするなら、「まぐわってくれてありがとう」のほうが両親への感謝を表す最高の言葉じゃないのか?誰も言わないだろうけど。


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posted by oyajiman at 2018年12月13日 22:00:00



コメント

ひねくれもん

めんどくさいひと
2020年03月15日 22:13:37

んなあ

親から愛されなかったんだね
2020年05月24日 00:10:39

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