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2018年12月08日

なぜ入管法改正を急いだのか

[つれづれなるままに]
以下、朝日新聞より引用
外国人労働者の受け入れ拡大に向けた改正出入国管理法(入管法)が、8日未明の参院本会議で採決され、自民、公明両党と日本維新の会、無所属クラブの賛成多数で可決、成立した。賛成161票、反対76票だった。
俺の職場にも外国人労働者がいる。一般社員と同等の待遇で採用しているので、大きな問題は起きていない。細かい問題はあるけど。

ただ、他業種での話を聞くと、「外国人=安い労働力」という認識の人も多い。このあたりは外国人研修制度をうまく運用し、安く使っているようである。当然ひどい使い方をしている雇用主もいただろう。

もう一方では、「もっとお金がほしい」と言ってくる外国人も一定数いる。彼らは自国にいる家族のために働いており、とにかくお金がほしいのである。最近は中国も裕福になったので日本の賃金の価値は相対的に下がったが、以前は日本での一ヶ月の賃金は中国の数倍以上だった。家族のために稼ぎたいと思うのは当たり前だろう。そんな人には日本の労働基準法が邪魔なのだ。

自分のまわりを見渡すだけでも外国人労働者の問題は多い。そんな中、なんでこんなに慌てて改正したのか。聞くところによると、ここで労働者を増やすという道筋をつけていないと年金の破綻があからさまになってしまうとか・・・というか、働き方改革みたいなことを続けていたら、業種によっては極端な人手不足になるのは火を見るより明らかである。かと言って、賃金をあげればその人手不足が解決するかというと、これもまた怪しい。特にサービス業にとって賃金を上げるには価格への転嫁もしくは店舗等の営業箇所の集約は必須。これがまた難しいんだよなー。

いずれにしてもなぜここまで急いだのか、誰か教えて。


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posted by oyajiman at 2018年12月08日 22:00:00



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