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2017年08月17日

前の会社の人事は「残業するヤツが偉い」って言ってた

[つれづれなるままに]
"残業するヤツが偉い"と信じた50代の末路

前にいた会社の人事は、「頑張っているかどうかは残業で判断する」と言っていた。俺は時間内に終わらせるが基本だと思っていたし、仕事の遅い奴が残業しているのもおかしな話だと思っていた。だから「残業=頑張り」だなんてこれっぽっちも認めていない。だが、その当時は仕事の状況を計測出来る数値が残業時間しかなかったのも事実である。それでも、上司が仕事の采配をしっかり行った場合、ごく一般的な仕事で残業が特定の人間にだけ偏ることはない。偏るのは個人に仕事が付いているためだ。これは会社が、特定の仕事を「俺の仕事だ」として手離さ(せ)ない状況を容認しているのが原因である。

特殊技能があり、本当にその人しか出来ない場合も確かにある。特殊技能は構成要素として技術的なもの、能力的なもの、資格などがあり、また、強化されるには出来上がりの品質と速さが優れていなければならない。

そういう視点で見ると、昔も「あなたという商品価値」を高めている人が尊重されたのである。「彼に任せておけば大丈夫」はれっきとした商品価値だ。ただ、それは同じ職種の中でのみ通用する暗黙知のようなもので、昔は会社として評価出来ていなかったことが多かったのかもしれない。


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posted by oyajiman at 2017年08月17日 22:00:00



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