Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2017年02月15日

東芝の債務超過に思う

[つれづれなるままに]
ドキュメント東芝崩壊 「半導体売却」を決めた「血のバレンタイン」

東芝ほどの巨大企業になると、1億が1万円とかの感覚になるのかもしれん。俺が前いた会社の銀行用資料は単位が100万円であった。その会社は年商100億を超えていたのだけれど、単位を変えるだけでものすごくわかりやすくかつ見やすくなるのに驚いたものだ。逆に、小数点以下、つまり10万円単位は認知されなくなる。

東芝などは1億単位(100万円の100倍)で物事を見るだろうから、感覚的には数千万単位は端数でしかなくなっているかもしれん。だけれども、絶対額で数千億円の資産があるとすれば、それと同額程度までは借り入れしてもどうにかなると思ってしまっても不思議ではない。ましてや、経営者は他人の金でも自由に使える自分の金のような気になってしまいがちだ。

俺の知っている小さな会社でも、先月まであったキャッシュ1億が、売上の低迷と高売上時期の支払等であっという間になくなるのだという。ガタイがでかくなれば入ってくる金も出ていく金も莫大である。当然、経営者の権限も責任もそれに比例する。

東芝のような会社でも、一瞬で債務超過に陥る時代なのだなぁと恐ろしくなる。


ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2017年02月15日 22:00:00



コメント

コメントはありません

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする