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2016年02月03日

「廃棄」食品横流しはひどいね

[つれづれなるままに]
昔勤めていた弁当屋には、卸が定期的にG商品なる物を持ってきたという。このG商品とは消費期限間近になった冷凍食品とかで、かなりの安値で仕入れられる。消費期限前なので期限内の使用は問題ない。弁当とか従業員食堂とかではメニューで使用個数がかなり正確に予測できるので、期限内に使える数であれば仕入れても問題ない。これで低価格で提供できるし粗利もそれなりに確保できる。卸はそのままであれば捨てるものが金に変わる。いいこと尽くめだ。実は卸が損をして製造方と消費者が得しているんだが、卸も使ってもらわないともっと損するからそれよりは得なんだよな。

商品横流しとかであっても、こういう使われ方をしたらよくわからなかっただろう。弁当や食堂で出てくるものがなんなのか、消費者は知るすべがないのだから。

ただ、今回の件が非常に悪質なのは、「廃棄」されたものを転売したことだ。品質的には食べても影響がないレベルかもしれん。それでも商売の信義則に反する悪質な行為だ。以前、どこかの料亭で客の食べ残しを使いまわしていたという話で盛り上がったことがあったが、あれと同じレベルの話だ。

この件、もともと使える物を廃棄しなければならなくなったことについて、あまりスポットが当てられていないのが残念。そろそろ廃棄する前に消費してもらう方策を考えてもいいような気がする。

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posted by oyajiman at 2016年02月03日 22:00:00



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