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2005年02月04日

鈴木隆行について

[決めてくれ~~]
シリア戦でも貴重な先制点を叩き出した鈴木隆行であるが、あの勝負強さはどこから来るのだろうか。日立工業高校(茨城県)卒業後、鹿島->CFZ(ブラジル)->鹿島->市原->鹿島->CFZ->鹿島->川崎F->鹿島->ゲンク(ベルギー)->鹿島->ゾルダー(ベルギー)->鹿島と鹿島を中心に渡り歩いている鈴木。川﨑Fから鹿島に戻ってきた時は、「とんでもねーくらい熱くてラフな奴だな」という印象しかなかった。それが今ではどうか。

そんなにずば抜けた技術を持っているわけでもなく、フィジカルは強いが身体能力的に滅茶苦茶高いわけでもない。身長が182cmもあるのは少し意外に見えるし。しかしここぞというときには決めてくれるのである。

思えば日韓ワールドカップの初戦、ベルギーに先制された日本を救ったのも鈴木のつま先だった。あのシーンで鈴木がつま先でボールに触るまで、得点の予感がした日本人はいるのか。普通なら届かないはずのところに足が出たのだ。あの1点がなければ他の試合もどうなっていたかわからないほどの重みを持った点であった。

潰されても潰されても壊れない強さは一体どこからくるのか。あのくらいやられてよく怪我をしないものだとつくづく思う。このごろはかなり悪質なファールにも淡々としているのが頼もしい。

鈴木は本来FWがもっていなければならない「何をしでかすかわからない危険な香り」を漂わせてきている。怪我をしないでもっともっと相手にとって危険で嫌なFWになって欲しいと思う。

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posted by oyajiman at 2005年02月04日 02:47:02



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