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2005年01月30日

だまされるなバカ

[だめだこりゃ]
いや、これは俺のあまりにうがった見方かもしれない。だがな、疑ってかかってそれが思い過ごしであっても損することはないだろうよ。



あるところにお金に困った社長がいました。その経営者は運転資金と借金帳消しのために持っている本社ビルを売ることにしたのです。いろんなところに声をかけましたが、どこに当っても大差ない金額で思ったほどいい値段がついてきません。
「うーん、これじゃなぁ…」

経営者は悩んでいました。とにかく金を作らないと潰れてしまうかもしれないからです。

そこへ突然お金持ちが現れ、驚くほど高い金額を提示してきました。社長は小躍りしました。「手付として一割入ってくれば当面の金も工面できるな。」社長はそう思いほっと一安心しました。社長はすぐにOKを出し、その金持ちに本社ビルを売ることにしました。

さて、実際の契約をしようとしたとき、その金持ちは「契約はもう少しまってくれないか?」といい始めました。
「必ず買うから、少し待ってくれ。ちょっと調べなきゃならないことがあってな。」

社長は困りました。

「今さらそれは困ります。調査は十分したでしょう。早く契約して手付金ください。」
「最後の詰めまでもう少しかかるんだよ。金が必要なら少しは工面するから、契約はもう少し待ってくれ。」

社長はしぶしぶ了承し、当面の運転資金を少し借りることにしました。社長は借りた金で支払をどうにか済ませることができました。「後は買ってくれるのをまつだけだ。」当面の危機を乗り越えた社長はそう思いました。

しかしこの大金持ちは、貸した金がなくなったのを見るやいなや態度を180度変えてきました。
「言いにくいことだが、色々調査したらこのビルはもっと安い値段でしか買えないとわかったんだ。その値段でもいいだろ?ダメだったら貸した金を耳そろえて返してくれ。どうする?」

ここに来て社長は初めてはめられたことに気が付いたのです。

「こんなことなら他に売っておけばよかった…」そう思っても後の祭りです。返す金などない社長は、以前他が言ってきた値段よりもずっと安い値段で本社ビルを手放す羽目になりましたとさ。ちゃんちゃん。



こんな風にならないことを願っているよ。多分無理だろうけどな。欲の皮突っ張らしてケツの毛まで抜かれてしまえ、このアホンダラ。

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posted by oyajiman at 2005年01月30日 01:33:41



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