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2014年12月12日

選挙と民意

[つれづれなるままに]
今週末は選挙だ。名前を連呼するだけなのはいかがなものかとか言われ続けて久しいが、未だにやかましい。

選挙とは壮大なるアリバイ作りだと俺は思っている。民意を反映させようとかよく言うが、それであれば無作為に抽出したサンプルでの投票でOKだ。今の選挙は、民意を反映させたいと言いつつ政治活動に熱心なところとか既得権を有するところとかにバイアスがかかるという矛盾を含んでいる。そのバイアスが話を面倒にしていると言っても過言ではない。

企業の経営でもそうだが、レアケースまでカバーしようとすると費用がかかって仕方がない。コスト感覚の無いやつは、とんでもない人の意見を「お客様の意見」とか言い始めることが多い。「で、それはどのくらいあるんだ?」と聞くと「結構あります」とか答える。「結構じゃなくて、月間に何件あるんだ?」と聞くと「今まで何回か言われたことがあります」とか言い始める。金があるうちはたまに聞いてやってもいいが、そうでない場合は即却下だ。今の日本もそうで、財政に余裕があるわけではないという。というか、このまま言ったらジジババに使う金で首が回らなくなるらしい。

そんなご時世なのだから、民意をしっかりと反映させるためには総選挙などやめて無作為抽出のサンプルに決めてもらったほうが良さそうな気がするのだが、どうか。もしくは以前の国勢調査のように、全数調査にするとか・・・

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posted by oyajiman at 2014年12月12日 22:00:00



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