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2014年08月27日

競争のある代表とやら

[決めてくれ~~]
明日は新生日本代表のメンバー発表の日である。日増しに「誰が選ばれるのか」という論議が高まっている。その中で必ずと言って出てくるのが、「ザックジャパンではメンバーを固定しすぎた」という論だ。

さて、本当にザックジャパンはメンバーが固定化されていたのであろうか。

ザックジャパン初期の2011/01/19のアジアカップではこんな先発メンバーであった。
GK川島
DF長友、内田、今野、吉田
MF遠藤、松井、香川、長谷部、本田
FW前田

記憶に新しいブラジルW杯コロンビア戦では次のメンバーだ。
GK川島
DF長友、内田、今野、吉田
MF青山、長谷部
FW本田、岡崎、香川、大久保

ポジションの違いはあるが、変わった選手は遠藤、松井、前田の3人である。

では、オシム→岡田ジャパンではどうだったかというとこんな感じ。
2006/8/16 アジアカップ予選 イエメン戦
GK川口
DF三都主、坪井、加地、駒野、闘莉王
MF遠藤、阿部、健太
FW巻、田中

2010/6/29 南アフリカワールドカップ パラグアイ戦
GK川島
DF長友、駒野、中澤、闘莉王
MF遠藤、阿部、松井、長谷部、本田
FW大久保

なんと7人が入れ替わっている。

ジーコの時はどうだっただろう。
2003/6/18 コンフェデレーションズカップ ニュージーランド戦
GK楢崎
DF宮本、坪井、山田
MF稲本、中田、中村、三都主、遠藤
FW大久保、高原

2006/6/22 ドイツワールドカップ ブラジル戦
GK川口
DF中澤、三都主、坪井、加地
MF中田、小笠原、中村、稲本
FW巻、玉田

ここでは6人が入れ替わっている。

確かにこういう数字を見るとメンバーが固定化されていたと言われても仕方がなさそうだ。

しかし、しかしである。これは固定化した結果なのか、ポテンシャルの一番良いであろう組み合わせを選択した結果なのかはザックにしかわからない。結果として固定化されたメンバーで戦い良い成績を残せなかったことと、そのアプローチが間違っていたかどうかは現段階ではまだわからないように思う。実際ザックはその時どきに調子の良い選手は徴収し、使ってみたこともあった。だが、思ったような結果が出なかったのも事実だ。これはチーム自体が硬直化していたからかも知れないし、本当に力が出せなかった=力がなかったからかもしれん。

いずれにせよ、公平な目でチーム内の競争を激しくさせるのは悪いことではない。ちょっと調子に乗っている感のある選手にとって、厳しい監督はいい刺激になると思う。

さぁ、明日はどんなメンバーが選ばれるだろうか。オシムの時のような驚きがあると面白いのだけれど・・・・


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posted by oyajiman at 2014年08月27日 22:21:03



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