Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2014年07月22日

バイクで事故っちゃダメだ

[Bike!Bike!Bike!]
昨日のできごと。パノラマラインを往復していたら、突然「注意」みたいな簡易看板が左コーナーの途中に置かれていた。「ん?」と思ってスピードを緩めたら視界に白黒ツートンの車が飛び込んできた。周囲には警官も立っていたので誰か捕まったのかなぁと思ったのだが、なんだか様子がおかしい。対向車線にはバイクが2台停めてあった。警官は俺を見るなり「スピードダウン」みたいなジェスチャーをしていたけれど、そもそもそんなに出してないし。

おかしいな、と思ってよくよく見ると、路肩にフロントカウルの壊れたバイク(SS)が倒れていた。どうもバイクで事故った模様。あちゃーとか思ってもう少しじっくり見たら、なんとライダーが道路脇に寝かされていた。パッと見た限りでは意識はなかった感じだ。ライダーはそれなりの年齢(40代)で、装備もしっかりしているようだった。バイクの向きとかダメージから見ると、岩内方面に下って行く途中で対向車線にはみ出し路肩に激突という感じ。上りであればアウトに膨らんで路肩にゴンと行っても、そんなに大きなダメージにはならないと思う。だから多分下りだ。

今のSSはとにかく速い。リッタークラスになると頭おかしいだろみたいな加速をする。その分、操作もより早くより正確に行わないといけない。その動力性能の高さから、普通に走っている分には安全マージンが大きくとれてとても安心なのだが、いざムチを入れると爺様には反応しきれない領域にまで簡単に入ってしまう。今、中高年でSSに乗っている人のかなりの部分はリターンライダーだと思う。今は若かった頃には味わえなかった性能が簡単に手に入るが、若かった頃の反応スピードや体力は既にない。俺もCBR600RRに体が馴染むまでしばらくかかった。それだけでなく、今でもまだ十分に扱えている気がしない。ただ、マシンが小さく軽い上に、リッターバイクほどパワーもないので少し安全に走れているだけだ。

バイクは事故っちゃダメだ。いくら装備をしっかりしていても生身の体を晒して乗るのがバイクだ。危険の度合は車の比じゃない。いや、事故っちゃダメなのはバイクに限った話ではないのだけれど、事故った時のダメージのデカさを考えたらバイクは事故るような走りをしちゃダメなんだよ。そんなことを改めて思った今日の出来事だった。


ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2014年07月22日 01:00:00



コメント

コメントはありません

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする