MotoGP第9戦ドイツグランプリは、ドイツが優勝、じゃなかった、マルケスがポール to ウィンで9連勝を飾った。
ポールポジションといっても、レース前に雨が降りレース直前にコースが乾き始めるという不安定な状況で、グリッドからスタートしたのはたったの9台。残りはピットスタートとなった。マルケスもピットからのスタートで最初の周回は10位。ここからじわじわ追い上げ・・・と思ったのだが、じわじわというレベルではなく、スコンスコンと抜いていき、3週目には3位、4週目には2位、6週目にはあっさりとトップに立つ。そのまま危なげない走りでチェッカーを受けて優勝。ペドロサもマルケスと同じようなペースで周回を重ねていったが、マルケスとの差は一向に詰まることはなかった。完全にマルケスがレースをコントロールしており、ペドロサは全く歯が立たなかった感じ。
このレース、HONDAのマルケスとペドロサの速さが頭2つくらい抜きん出ており、好調なロッシも好調さを取り戻しつつあるロレンゾも相手にならない状況。さぁ、この調子だとマルケスを止めるのはマシントラブルや転倒くらいしかなさそうな勢いだ。この怪物くんはどこまで勝ち続けるのだろうね。