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2014年07月10日

ブラジル散る

[決めてくれ~~]
既に世界中のサッカーファンの話題になっているであろうブラジルの大敗。あそこまで崩れたブラジルを初めて見た。スペインの大敗もエポックメイキングな出来事であったが、インパクトとしては今日の試合のほうが大きい。優勝5回の王国が歴史的な点差で大敗したのである。

だが、冷静に見ればこの敗戦も不思議でもないでもない。今回のブラジルは守備に重点を置き、攻撃はネイマールだよりのカウンターのチームだった。特に中盤でのきらめきは全くと言っていいほど感じられず、ノーアイディアの象徴とも言えるフッキが闇雲につっかけて行ったり無理なパスを通そうとしてインターセプトされたりする姿が目立った。判断は遅く、チェックの早い国にはあっという間に囲まれてしまう。目立っていたのはチアゴ・シルバ、ダビド・ルイス、マルセロ、ネイマールくらい。フッキは先に書いたとおり、まるで日本の香川のような動きでボールをロストし、チリ戦で途中出場したジョーなどは最悪の出来、初戦で出来の良かったオスカルも2戦目以降は期待を裏切り続けた。

全ては優勝を義務付けられたプレッシャーだったのかもしれない。今までもブラジルのコロッと負ける姿は何度もみてきた。強いと思われた前回はベスト8で退場者を出しオランダにまさかの逆転負け。その前はフランスに1-0で負け、2002年は優勝したものの、1998年はフランスに決勝であっさり負けた。それでもここまでヤラれたブラジルを見るのは初めてであり、少なからずショックである。

逆にドイツは勝って当然の素晴らしい試合をした。サッカーとはこうも簡単に点が入るスポーツだったのかと改めて思うくらいにすごかった。

さて、もう一つの準決勝はどちらが勝つのだろう。あくまで個の力を全面に押し出しつつ、1人の天才に運命を託す国が勝つのか、はたまたチームとして勝ちにこだわる国が勝つのか。個人的には南米には負けてほしくないのだが・・・・


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posted by oyajiman at 2014年07月10日 01:00:00



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