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2013年12月19日

そろそろ残業には罰金を課すべきかも

[つれづれなるままに]
俺の会社でも残業の多さというのは定期的に問題にされるネタだ。忙しい時期になって残業が増えてくると必ず「なんで残業がこんなにキーッ!」という話が出る。で、精神論よろしく「残業を減らそう(キリッ!」という号令がかかる。ほぼ定例行事みたいなもので、ほとんどの人はどうでもいいことになっている。

よくよく見ると、残業している奴はいつも同じで、これは業務が偏っているか残業が生活給になっていることを表している。残業なんてそんなものである。号令をかけたってなんの解決にもならないのだ。こういう原因を一つ一つ潰していって、初めてなんとなーく残業が減っていくのである。

業務の偏りなどは人事政策で対処できるが、残業が生活給になってしまっているほうはなかなか対処が難しい。残業込みの給料に慣れてしまっていて、その人達にとっては「残業を減らす=減給」になってしまうからだ。そういう状態を長年続けさせてきた会社の体制に大きな問題があるが、もうひとつの側面から見ると残業させることでの会社へのダメージが少なすぎるというのもありそうだ。

既に大企業では60時間を越えた残業に対しては50%割増となっているが、これは労働者が得をするだけで、下手をすれば残業が生活給になってしまう人の数を増やしてしまうかもしれん。ここはやはり「残業誰得?」状態にするのが一番効果がありそうだ。もし一定以上残業させたら罰金が課せられた上に企業名が公表されるとかなれば、企業にとっては金の面でもイメージの面でもデメリットばかりだ。そうすれば自ずと労働力を抱えざるを得なくなり、全体的な雇用も進むかもしれん。人件費が上がれば当然そのしわ寄せは最終的に商品の価格に転嫁されるのがちょっとアレだが、人件費総額が上がらないと所得も上がらない。所得が上がらなければ景気も良くなるはずもない。

まぁ、こういうことを罰則で・・・というのは多分いちばん最低な考えだとは思う。しかしこのままでは残業を減らす抜本的な対策も立てにくのも事実。経営者の頭を切り替えるには外的圧力が必要かもしれんよ。


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posted by oyajiman at 2013年12月19日 02:35:33



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