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2013年05月21日

エンジンの油膜切れ

[Bike!Bike!Bike!]
先日ネットをうろうろしてたら、新しく買ったバイクの油膜切れを心配しているサイトがあった。ふーんと思って見ていたらブクマとかするの忘れてしまった。残念。

そのサイトの人は、エンジンオイルが鉱物油ということに少々神経質になっていた。で、少し回したら油膜切れみたいな感じがしたとも書いてあった。

うーん、油膜切れ=オイルの剪断ってのはそうそう起きないと思うよ。そもそも油膜切れが進むとすぐ焼き付くから、油膜切れを意識しながら走ることなんて通常はないだろ。大規模な油膜切れが起こる原因はオイルの不足で、普通に使っていて突然油膜切れなんてありえん。

以前、ドレンを閉め忘れた車に乗ったことがあるんだけど、ほぼオイルが抜けた状態で20Kmくらいは走ったっけ。で、軽い衝撃の後、突然ボン!という爆発音とともにエンジン停止。完全に焼き付いてピストンが吹き抜けちゃったらしい。セルもまともに回らなかった。オイル切れが起こるとこうなる。

今では鉱物油より化学合成油の方が品質がいいと言われているけれど、その昔は鉱物油のほうが程度が良かったりした。確かに今の高性能オイルは素晴らしいと思うが、高負荷の時はいいけど低回転のときは逆にエンジンに負担をかけちゃうことがあるという話も聞いたことがある。

エンジン音ってのは日によって聞こえ方が違う。これは気圧、湿度とかの状態もさることながら、ライディングウエアとか暖気の状態とかエンジンを停止させていた時間とかでかなり変わる。特にエンジンヘッド周りの音はタペット音みたいな音がよく響くような日もあればやたら静かに感じるときもある。排気音も入り混じるので、音だけで判断は難しいと思うぞ。

まー、カブなんてサラダオイルでも焼き付かないで走るらしいのだけど、オイルなんてそんなもんだと思う。極論すれば「入っていればOK」。今では素材とオイルの性能が良くなって多少上限が上がったけど、昔はピストンスピードの上限は20m/sと言われていたらしい。これを超えないように高回転型エンジンはショートストロークにするわけ。その上限の60%とかだったら、マジにサラダオイルとかでも大丈夫なのかもしれんね。温度による変質を考えなければだけどね。


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posted by oyajiman at 2013年05月21日 23:00:00



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