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2012年12月15日

横柄な態度で人にものを頼むな

[つれづれなるままに]
友人から聞いた話。

とある日、友人の会社に町内会の会長から電話がかかってきた。友人の会社で所有している駐車場を、災害時に避難経路として使わせて欲しいという。その話で後日伺うとの内容だったらしい。

数日後、町内会長が友人の会社を訪れた。例にもれず比較的年配の方だった。話の出来る場所に案内し町内会長から話を聞いたのだが、その時の会長の態度がものすごかったらしい。まずすごかったのはその座り方。TVとか映画で見るガラの悪い社長やヤクザとかの座り方を想像してもらえればいい。要はあんな座り方だ。態度も横柄だが言葉遣いもかなり横柄で、避難経路として使って当然だろうみたいな言い方だったという。

はっきり言ってこっちは頼まれる側であり、そんな横柄な態度を取る奴の頼みなど聞く耳持たなくていい。そもそもそこは私有地であり、その管理責任は所有者である友人の会社にある。決定権はこっちにあるし、いざというときの責任もこっちにある。歳を重ねてもそんな根本的な道理もわからない。基本的に間違った生き方をしてきたのだろうな、と思ったという。

ただ、そんな町内会長はさておき、いざというときに少しでも早く安全な場所に逃げたいという心情も理解できる。そんな地域住民の切実な思いをこんな無礼な町内会長のために踏みじるのもどうかと思い、にこやかに承諾したらしい。友人は「あんなふうな年寄りにはなりたくないもんだな」とため息混じりに言っていた。

自分も歳を重ねてみてわかってきたが、歳を取ってから横柄になる人は実は少なく、もともと横柄な人が年齢とともに増長していくことのほうが圧倒的に多い。つまり若い頃から「こんな奴」だった可能性のほうが高い。三つ子の魂百までとはよく言ったものだとつくづく思う。

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posted by oyajiman at 2012年12月15日 01:00:00



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