Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2012年11月24日

政治の混迷も日本が先駆者になるかもしれん

[つれづれなるままに]
以前バブルが崩壊した時、その処理で日本は世界中から散々叩かれた。しかし、今は日本の処理方法が一番良かったと見直されている。そりゃそうだ。日本は事なかれ主義でなんとなく納めてしまうのがお家芸なのだから。そして、そもそもバブル崩壊みたいな経済の混乱は、世界的規模の経済活動が活発になってからは日本が一番最初に経験したことじゃないかと思う。まぁ、ブラックマンデーみたいなのもあったが。

で、今の日本は完全に低成長or停滞経済だ。だがみんなそれなりに暮らしている。生活水準は世界的に見れば非常に高いレベルで安定し、生きていく上で短期的に大きな不安は少ない。そんな中では頑張って生活水準を上げるんだとか偉くなって所得を上げるんだというようなインセンティブは働きにくい。つまり、もう完全に国全体がのんびり行こうぜ的な感じなわけ。いや、それは当然諦めとか失望とかも影響している。だけどしゃかりきになって「行くぞー」みたいな人は本当に少ない。となると、人々の要求も多種多様になり、その要求を実現して行こうとする政治家も目指す方向は様々になる。ほら、いまの政党の乱立って実情に合っているじゃないか。

あと10年もしれば、日本のようになんとなーく安定してしまう国も出てくるかもしれん。というか、アメリカのオイル事情もここ数年で大きく変わってくるだろうから、先進国はのんびり安定ムードになる可能性はそれなりに大きい。中国みたいなのもあるけど・・・ となると、バブル崩壊後の処理のように、日本のいまの政治は将来に他の先進国が通る道なのかもしれん。そうなればまたまた日本が先駆者になるわけで、そういう意味合いからもドンドン混迷しておくべきかも、なんて思ったりする。


ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2012年11月24日 01:00:00



コメント

コメントはありません

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする