知人の会社に務めるパートさんが直腸がんになったという。見た目は全くもって元気なのだが、調子がおかしいので見てもらったらがんが発見されたらしい。直腸がんは痛み等が少ないため発見しにくいと聞いたことがある。ただ、話を聞くと、便意をもよおすのが早かったり屁がよく出たりしたらしい。前兆は確かにあったのだ。
それより何より驚いたのが、知人が「そういえばなんとなく最近小さくなったように見えたんだよね。」と言ったことだ。
これは俺もなんとなくわかる気がする。命の灯びが小さくなると、なぜか人は小さく見える。痩せたとか歳で腰が曲がったとかではなく、何といえばいいか、とにかく「縮む」のである。
今日、TVでコント赤信号の渡辺正行を見た。かなり痩せてきていて、肌の艶もおかしい。それよりなんだか小さく見えた。もしかしたら糖尿病か、がんなんじゃないか?と思った。
今年の夏、実家に久々に帰った時に見た親父はなんだか小さく見えた。最初は「アレ?」と思ったが、親父も歳も歳だし単なる気のせいだろうと思っていた。しかし、親父は内蔵にある腫瘍が大きくなったらしく、最近痛みが出てきたという。その話を聞いて、あの小さく見えた理由がわかったような気がした。
人生は長いようで短いもんだなぁと改めて思う。
コメするのを躊躇していたのですけど、なんか判る気がするな。
08年に親父を亡くして以来、立続けに伯母達を送りました、、来春も喪中でやす。
旅立った皆、生前そんな感じは有りました、仰るように。
お父様、お大事にされてください。