暇になったり体力が余ってくるとロクな事をしない奴がいる。大体は人を批難したり攻撃したりするのであるが、その矛先は取引先であったり同僚であったり様々だ。忙しかったり体力が落ちているときは自分のことで精一杯なのでおとなしい。
こういう奴は大変な思いをしているのは自分一人だと思い込んでいるし、自分のことがあまり好きでない奴がおおい。自分の嫌いな面を誰かに投影して騒ぐのである。こういう奴は一生病気にでもなっていればおとなしくて済むのにとつくづく思う。
今話題の「イジメ」もこんなもんだ。相手を見てイラツクのは自分の姿がそこに投影されているからだ。自分の嫌な面を見たくないがゆえに相手を攻撃する。発端はそんなところだろう。ここで需要なことは、「攻撃できる時間も気力・体力も余っている」ということだ。細菌が繁殖するには3つの要因があって、それは「養分」「水分」「温度」である。これらうちの1つを取り除くだけで細菌は増えなくなる。そういう観点でイジメを考えると、「暇を無くす」「体力を奪う」「イジメられているものとイジメているものを離す」ということが効果的かもしれん。
暇な奴というのははロクな事をしないものなのだよ。