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2012年01月08日

役人天国の終りは来るか

[これでいいのか]
少し前の話になるが、知人の会社になんとか基準協会なるところから現地査察&アドバイスをさせてくれみたいな電話が入ったらしい。「協会」の文字を「ほげほげ所」に変えるだけで法的拘束力のある役所になってしまうのだが、こちらはなんら法的拘束力を持たない団体らしい。この団体、名前がそっくりなお役所から厳しいご指導を受ける前に、事前に悪いところを発見してアドバイスするという、なんとも有り難いことを行っている団体らしい。

こういう団体は、多分天下り役人とかで構成されているのだと思う。その活動資金には、税金とかが迂回されて充てられているにちがいない。役所と同じような機能をもちつつもなんら責任も権限もない、なんともお気楽極楽な仕事だ。

このような団体はどのくらいあるのだろうか。ここに回る金をぐっと絞っただけで、かなりの金が浮きそうな感じだ。なにせ知人の会社には、その団体から4人も来たそうなのである。大の大人が4人も揃ってたいしたアドバイスも無くアリバイ作りのような仕事をしている。そしてその賃金は一般人よりかなり高いのだろう。そんなことを考えていると虚しくなると共に、やりきれない怒りがふつふつと沸いて来る。

こんな役人天国を打破するには、強烈な切込隊長が必要だ。みんな不満は持っているのだが、やり切る度胸がないのだ。早く橋下市長に一定の成果を上げてほしいと思う。大阪で成果が上がり、かつ一般市民からの支持も高いままであれば、橋下路線に右ならえする政治家が必ず出てくる。そしてその動きは大きなうねりとなって役人を襲うだろう。大きなうねりが生まれる素地は出来ているのである。いまここで消費税増税に走るのは、そのうねりが生ずる前に手を打っておきたいからだと思うのだが、どうか。



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posted by oyajiman at 2012年01月08日 23:00:00



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