Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2011年12月16日

肝臓内部から大腸菌が検出?

[つれづれなるままに]
先日、牛のレバーの内部からO-157が検出されたという報道を目にした。みんな平気な顔でこのことを報道しているが、これってとんでもない事なんじゃなかろうか。

O-157は牛の腸内に棲息している。なぜそれが肝臓のなかにいるのか。これは俺の常識を遥かに越えたレベルの話だ。口から摂取した食物が消化され肛門から排出されるということは、その経路は外界と繋がっているからに外ならない。その栄養や水分は血液の中に取り込まれ体内を巡る。決して食物そのものが血液の中に取り込まれるわけではない。ヒアルロン酸とかが嘘クサイのは、それを経口摂取しても摂取したヒアルロン酸は消化液でアミノ酸に分解されてしまうだけで、ヒアルロン酸のままで必要な部所に届くはずが無いからだ。

腸内にいるはずの大腸菌が、なぜ肝臓内部から検出されたのか。肝臓は胃や腸のように直接食物等に接触する器官ではない。その肝臓の中に大腸菌がいたとなると、考えられる原因は2つくらいしかないように思う。なんらかの理由で血液の中に大腸菌が入り込み、それが肝臓で検出されたか、その牛が生まれた時からの肝臓の中に大腸菌がいたか、である。考えられないことだが、もし血液によって大腸菌が肝臓に運ばれたとしたら、その牛はあらゆるところから大腸菌が検出されてもおかしくない。それどころか、人間でも血液の中に大腸菌がいる人が存在する可能性があるということなんだろう。

とはいうものの、人間も血液の中に細菌が入り込んで悪さをすることはある。それでも、外界からかなりのレベルで遮断された肝臓のような臓器の中に大腸菌が居たことは、俺に取ってはものすごく大きな驚きだったのだけは事実。これが本当なら、脳の中に大腸菌がいてもおかしくないような気もする。まぁ、血管が破れない限り大丈夫だろうけどね。


ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2011年12月16日 23:00:00



コメント

コメントはありません

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする