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2004年11月02日
敵前逃亡
[これでいいのか]
会社の状況が思わしくなくなってくると、会社を辞める人間が多くなってくる。沈む船から鼠が逃げ出すようにだ。確かに会社が傾いたのは社員のせいではないことが多いし、経営によるところが大きいのは事実だし、その人にも守るべきものがあるだろう。会社が危なくなったから辞めていくのは致し方ない部分も多い。
しかし、辞めた人間が他に行って通用する保証は何もない。個人的には、ひとつのことをまっとうできずにいる人間が、他に行ったって同じだと思っている。
特に苦しいお家状態になっている事情を十二分にわかっている人間が辞めていくのは、敵前逃亡としか言いようがない。そんな人間は、会社再建に取り組む場合にいて欲しくない人間である。会社再建には色々な困難が待ち受けているだろう。その中で自分だけ助かろうとする奴は、自分の身をも滅ぼす奴だと思っている。
だが、なんの考えも決意もなしに、会社にしがみついている人間も不要である。要は自分のことだけを考えているような人間は、苦しい時には全く役に立たないのである。
窮地に追い込まれた時、初めてその人の本性が現れる。だから社員はいつでもある程度の窮地に追い込んでおかなくてはならない。そうしなければ危機感も無いし、何の進歩もないのだ。
posted by oyajiman at 2004年11月02日 14:16:22
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