誰だよ楽勝だなんて思っていた奴は。チェコの守備堅すぎ。タレントがいなくなったとはいえ、チェフもいるし組織での守備はトレーニングで根付いていくものだし、そもそも強豪国でザルの守備しているところなんて無いんだよね。やっぱりチェコは強豪国なんだよ。そのことを改めて実感させられたね。
我らが代表は新システムということもあってか少々おとなしい感じでスタート。それでも主力組というかスタメン起用が多い選手はそれなりの出来。気になったのは李で、トラップが少々大きかったり自分で行っても良さそうな場面でも本田に出したりと、遠慮と硬さみたいなものが見えたように思う。それでも後半では伸び伸びやっていたのでよしとしよう。
もう一点気になったのは、川島のフィードの下手さ。チェフが超人なので一層コントラストが強まった感があるけれど、それにしてもお粗末なフィードが多すぎる。そもそもGKにパスを出すときは前に出すのが苦しい場面が多いのだから、そこで正確なフィードが出来ないとあっという間に危険なシーンになってしまう。チェフのようなフィードが出来たら、攻撃のチャンスはもっともっと増えるだろう。日本のGKでフィードがうまいなと思うのは西川くらいかもしれん。それでも世界から見れば普通のレベルなので、他のGKは比べるレベルにさえ達していないといってもよさそう。まだまだ若いのだから、どんどん練習しておいて欲しいね。
さて、注目の
お地蔵さん家長だが、後半19分から日本の宝
ガチャピンヤットに代えて起用された。出来は
全然お地蔵さんじゃなくて悲しかった時折効果的なパスやドリブルも出ていたので合格点かな?ザックは少ない試合数の中で新システムのチャレンジやバックアップメンバーのトレーニングなど、試合でもはっきりとした意図が見えて安心できるね。負けられないとはいえ、実力から言ったらアジア3次予選もトレーニングの場に使えるだろうから、本当に負けられない最終予選とその後の本戦に向けて、いろんなオプションを増やしていって欲しいと思う。