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2011年05月20日

タイヤの磨耗状態から自分のライディングを分析してみる

[Bike!Bike!Bike!]
先日sekaimonからメールが来た。タイヤはついにアメリカを飛び立ったらしい。地面に食いつくのが仕事のタイヤが空を飛んでやってくる。楽しみだ。

さて、予想よりはるかに速いペースで無くなってしまったBT-015だが、そのタイヤの減り方からなんとなく自分のライディングの癖が見えたような気がするので書いておこう。

まず前後の減り具合だが、これはマシンの重量配分が50:50ということもあってかほぼ同じように無くなっている。前後がここまで一緒に減ったマシンもタイヤも初めてなので、少々感動している。

サイドの減り具合はというと、フロントは左右とも大体2cm位端が残っている。これは比較的低速でハンドルをガチっと切りつつ深くバンクさせないと多分無理。ジムカーナとかコースのシケインとかでないと使わないし俺には使えないと思う。リアは左側が1cm弱使っていないところが残っているが、右側はほぼ全部使っている。日本は左側通行なので左コーナーのほうが多少Rがきつくなっていることが多く、当然バンクのさせ具合も左コーナのほうが深いと思っていたのだが、俺の場合は昔からタイヤの左サイドは多少残る傾向がある。ではなぜRが比較的ゆるい右コーナーで使う右側のほうが端まで接地してしまうのだろうか。このあたりに俺のライディングの癖が隠れているに違いない。

もう少しタイヤの減り具合を詳しく見ると、フロントも左右の減り方に若干の差がある。

フロントで一番減りやすいのが赤く色をつけたあたりなんじゃないかと思うが、この部分の減り方が左右で若干違うのだ。濃く色をつけた側(進行方向に向かって右側)の方が微妙に摩耗が進んでいる。バイクに長く乗っている人はわかるかと思うが、ハンドルをこじるようにして曲がるとこの部分がよく減る。この曲がり方、重心移動によるオートステアができない人がよくやる方法で、極論すれば「ヘタクソ」や「初心者」に多い曲がり方だ。教習所のマシンはこの部分が異常に減っていることが多い。これは教習所のコースの特性もあるのだろうが、やっぱり体重移動よりハンドルで曲がろうとする受講者が多いからじゃないかと思っている。話がちょっとそれたが、このハンドルをこじる曲がり方をすると軽い逆ハンを当てたような形になってバンクも少し深くなるのである。つまり、俺は右コーナではちょっとハンドルをこじっていて、そのせいでフロントのあの部分とリアのサイドまで使う結果になっているってことだ。逆に左コーナーは荷重の移動が右コーナーよりうまくいっているのだろう、タイヤの端まで使うことなくより小さなRを曲がることが出来ていると言えそう。

BT-015とかのように6000kmくらいでなくなるタイヤだと多少偏摩耗しても1シーズン以下でおさらばできるけれど、今度のタイヤはかなり持ちが良さそうである。ということは、へんな減り方をしてもしばらく乗り続けないとダメってことだ。減りが遅いからこそ、逆に出来るだけタイヤにおかしな負担をかけない乗り方が必要になるかもしれんね。


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posted by oyajiman at 2011年05月20日 23:00:00



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