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2011年04月21日

ペルチェ素子を使った冷蔵庫

[つれづれなるままに]
先日とある雑誌をパラパラと眺めていたら、「ペルチェ」という文字が目に飛び込んできた。ペルチェ素子といったら一時期オーバークロッカー御用達パーツというイメージしかなかったので、PCとかとはまったく関係のないその雑誌で「ペルチェ」の文字を見るのはとても意外なことだった。

よく見てみると、なにやらペルチェ素子を使った冷蔵庫があるらしい。製品自体は10年以上前からあったらしいのだが、以前はペルチェ素子がさほど長持ちしなかったり思ったよりも冷えなかったりと、大きく普及するまでには至っていない。今ではその問題点も大きく改善したようで、「静か」であることや冷却用部品が少ないことによる「省スペース」を強みに、ホテルなどで徐々に導入するところが増えてきているようだ。今でも自動車用のクーラーボックスとかにはこのタイプが使われているらしい。

消費電力は意外に大きいようで、通常の冷媒を使った熱交換器タイプのほうが消費電力は低い模様。それでも音があまりしないというのはかなりイケルかもしれん。

で、このペルチェ素子、俺もPCのCPU冷却に使ったことがあるのだが、予想以上に冷えた記憶がある。だがしかーし、いい事だけではなくて、よく冷えるもんだからCPU周りが結露して俺自身が寒くなったというオマケ付きだ。その時はたまたま縦置きのPCだったので、結露した水滴がパーツとかにかかることはなかったのだが、もし平置きとかだったらと思うとゾクッとする。

また、ペルチェは暖まる側をきちんと冷却してやらないとよろしくないし、上にも書いたが意外に電力を食うのでそれなりの電源でないとダメだったりした。そのあとは高性能のクーラーがどんどん出てきたので、気難しいペルチェは使うことはなくなってしまった。

そんなペルチェが冷蔵庫になって徐々に俺の周りに進出してきているのかも・・・と思うと、なんだか不思議な感じがしたので書いてみた。

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posted by oyajiman at 2011年04月21日 23:00:00



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