タイトルは少々大げさだが、
代表のストロングポイント: 武藤文雄のサッカー講釈を読んで思ったことを少々書こう。
少し前に書いた
アジアカップであらわになった問題点というエントリは先に挙げた武藤さんの記事のネガティブ版みたいなことを書いたのだが、最近は「日本の将来はバラ色じゃん」と思い始めてきた。
バラ色に思わせてくれた最大のポイントは宮市だ。
すごいとしか言いようがない。恥ずかしながら俺は宮市のプレーを見たことがなかったのだが、これほど速いとは・・・長友とか内田とか香川とかも速さは感じさせてくれるが、彼らは速度差とかタイミングとかで勝負するタイプ。それに比べてコイツは正真正銘の韋駄天だ。動きはメッシに近いと言ったら大げさかも知れないが、ドリブルで相手をズタズタにしてくれる素敵な奴だ。敵に回したら一番嫌なタイプなのは間違いない。
この他にも、マリノスの小野、レッズの山田、ガンバの宇佐美など、タレントは目白押しだ。いつの間にか前線のタレントは揃いつつあるような気がする。宮市、長友、香川、宇佐美・・・ガンガン仕掛けていく選手がこんなにいるなんて、ちょっと前からは想像も出来ないことだったのにね。
一番の問題であるヤットの代わりだが、これは経験も重要なポジションなので、最近献身的な動きを見せている本田が第一候補かもしれん。個性の強い選手を束ねるにはうってつけかもしれんぞ。
後ろの方も吉田、槙野を初めとしていい選手が続々出てきそうな予感もする。2014年のブラジルワールドカップはすごいメンバーになっていそうな感じ。2014年には現在の若手と言われるメンバーは油がのりきり、そこにイキのいい若手が絡み、ベテランがたずなを引き締める素晴らしいチームが出来上がっているだろう。楽しみだね。