前にも何回か書いたが、うちの車は未だに夏タイヤだ。いくらなんでもヤバイので、ネットで格安スタッドレスをホイルつきで購入した。車のことなんて全く興味が無いので、ネットでうちの車の仕様を調べて注文した。
タイヤは程なく届き、先日タイヤ交換してみた。夏タイヤを外し送られてきたスタッドレスを装着・・・あ、あれ?ホイルの穴の位置が合わないよ?なんで?
いやー、やっちまった。ホイルのボルトの穴って数も位置も違うんだ。知らなかった・・・つか、タイヤサイズ自体ネットで調べた奴と今ついている夏タイヤと違うんだけど、なんで?
購入した先は「返品不可」となっているし、そもそも正月休みで連絡が取れない。仮に運良く返品を受けてくれたとしても、交換の間に雪が降ったらそれこそ「オシマイ」だ。
「うーん」と唸りながら俺は考えた。第一優先は「スタッドレスに履き替えること」、次は「出費を可能な限り抑えること」だ。で、思いついたのがこれ。
1、まずは安いホイルを手に入れて送られてきたスタッドレスを組み込む。
2、余った新品ホイルをネットオークションで売る。
ホイルの差額がどのくらいになるかは見当がつかないが、それほど大きな金額にはならないだろう。
まずは安いホイルを手に入れなくてはならないので、記憶を辿りながら中古ホイルを扱っている店に向かった。あそこなら多分あるはず・・・そう思って向かったのだが、たどり着いたらなんと正月休み。ガビーンである。今日取り替えないと後はいつになるかわかったものじゃないし、なにより雪が降らない確証などないのだ。やばいぞ。
焦りながらもう一軒の中古屋に向かう。そこに中古屋があったかかどうかさえ定かでなかったのだが、なんとなくタイヤが無茶苦茶積まれていた映像が記憶の片隅にあったのだ。そこがダメだったら少々高くてもタイヤ館とかで買うしかない。
俺の記憶は正しかった。その店は見事なまでのタイヤ屋で、タイヤ・ホイルともにうず高く積まれてあった。そこのオヤジに「安い鉄ホイルみたいのありますか?」と尋ねると、「高い鉄ホイルはあるよ~」などと洒落た答えが返ってきた。
オヤジ「どうしたの?」
俺「通販で安いスタッドレスをホイルつきでかったら、ボルトの穴が違って・・・」
オヤジ「ふーん。ちょっとまってね。サイズは15インチで、と。あーこのタイヤ、すぐダメになるよ。」
そんなことを言いながら、オヤジさんは奥にホイルを探しに行った。
程なくしてオヤジさんが結構綺麗な5本スポークのアルミホイルを片手に戻ってきた。
オヤジ「そのホイル新品だからさ、この中古と組み替えして、新品はこっちで頂いて3,000円でどう?」
俺「!? ホント?」
なんというオヤジだ。俺が望んでいた理想的なソリューションを一発で持ってきやがった。俺がOKしたのは言うまでも無い。というか、俺の財布には3,000円しか無かったのをなぜ知っている?
驚いたのはそれだけでなくて、タイヤ組み換えの手際のよさに惚れ惚れしてしまった。まさに職人技で、オヤジさんともう一人でホイルからタイヤを外し中古ホイルに組み替え、ホイルバランスまで取ってたったの15分。なんなんだよこの店。こういう店ってあるんだね。
次にタイヤを買うときにもあの店に行ってみようと思う。
その通販で買った方はもし穴が合ってもオフセットやブレーキ干渉で合わなかったかもしれませんよ
最近の軽自動車用のホイールは18インチまでありますからw 18インチで4穴って俺は怖くて乗れません^^;