しばらく前から更新が楽しみで仕方の無いサイトがある。それは
巧 Arm`s Project バイク編 - Yahoo!ブログというサイトだ。このサイトを知ったのは、俺がNSRの復活を諦めRVFを購入して少し経ったころだった。その頃
巧 Arm`s Project バイク編 - Yahoo!ブログのオーナー「すなよし」さんは、ロスマンズカラーのNSR250R-88SPに手を入れようとしていた。蘇っていくNSRをワクワクしながら見ていたが、その一方で後悔の念も大きくなっていった。もしかしたらあのNSRは俺の手で復活させることができたかもしれない。新しいマシンを手に入れてもその思いは未だに消えることはない。もっと早くすなよしさんのサイトを知っていれば、俺のバイク人生も変わっていたかもしれない。
NSRを直す自信は無かったし直す時間も金もない。そんな言い訳を自分自身にしながら後ろ髪を引かれる思いでNSRを手放しRVFを買った。RVFはそれなりに楽しかったがNSRほどに思い入れることはなかった。それどころか買って数ヶ月で崖から落っことしてお釈迦にする始末。NSRを無碍にしたバチが当たったのかもしれん。そんな後悔を払拭するべく、小遣いのほとんどをつぎ込む無謀なローンを組んでCBRを買った。最新鋭のマシンを手に入れたがNSRを手放した後悔の念は消えなかった。CBRに乗りながらも、手放してしまったマシンたちを思わない日は無い。
モーターショーの発表時に惚れ込んで買ったCBX400Fは4万Km以上を乗り、ガタガタの状態でこれまた一目惚れしてしまったVFR400R(NC24)を買うために二束三文で下取りに出した。しかしNC24は今ひとつフィーリングが合わなかった。そんな時に道端に停まっているMC18に、電気に打たれたような衝撃を受けた。スリムな車体に申し訳程度についているライト。タコメーターだけ見ていりゃいいんだよといわんばかりのメーター。トップブリッジの下につけられたセパハン・・・こんなマシン、公道を走っていいのか?とさえ思った。どうしようかと迷っていたが、居ても立ってもいられなくなってMC18に乗り換えた。
あのマシンはすごかった。慣らしが終わって初めて上まで回した時の衝撃は一生忘れることはないだろう。2stの常識を覆すような低速からよくついてくるエンジン。そのエンジンは7000rpm辺りから本来の力を発揮し始め、9000rpm以上のフィーリングは軽いめまいを感じるくらい素晴らしかった。車体剛性・コーナリング性能も申し分なく「レーシングマシンとはこんな感じなんだ」と思わせてくれた。
NSRに惚れ込んでしまった俺は、新型は今まで以上の性能になっていると信じて疑わなかった。だからMC21が出たときに迷わず買い換えた。それは思ったとおり素晴らしいものではあったが、俺の期待が大きすぎたのだろうか、MC18ほどの感動は味わえなかった。それでもこのマシンはいつまでも持っていようと思っていた。
だけどヘタレな俺のもとにはもうNSRは無い。
どんなに時間がかかっても自分で直すことにチャレンジすべきだったのだ。やるだけやってダメだったら諦めもつく。そんなチャレンジもせず手放してしまったから後悔してしまう。情けないがそれが事実だ。
だから
巧 Arm`s Project バイク編 - Yahoo!ブログを読むと、楽しくて羨ましくて残念でしかたがない。今は俺が廃車にしてしまったのと同じRVFをいじっていらっしゃる。ああ、かぶりすぎだよね。
ウチのブログの読者さんとの事でとてもうれしいやら、何とやらって具合でして。
そして、偶然なのですが書かれた日付が今度は、
自分の誕生日だったりするわけで、これは、偶然とは、思えないって驚いております。
自分もわからないながらも現在、便利になりましたNETとサービスマニュアルを片手に
一生懸命、弄くっておりまして、まだ当分続きそうなので是非とも遊びに来て下さいね。
お待ちしております。
それにしてもCBRは、うらやましいです。