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2010年09月17日

経営者ってつらいよな

[つれづれなるままに]
俺は経営者ではないが、とりあえず経営状況をつぶさに見れる立場ではある。で、いつも感じることは、「経営者って大変だよなぁ」ということだ。

経営者は心配事だらけだ。まずは金の心配。業者に代金を支払い社員に給料を支給し税金を払う。その支払いは約束されたものなので「今金がないから後でね」なんてことは出来ない。支払う金をかき集める為にあの手この手の策を練る。当然売上アップも虎視眈々と狙って行かなくてはならない。従業員に対する心配も尽きない。あいつの家は子供も大きくなって金もかかるようになっているはずだとか、最近表情が暗いと思っていたら辞表が出たとか、こちらも心休まる暇さえない。これらも含め、商売が順調に行っているのかは最大の心配事であり、うまくいっているときの喜びも大きい。

しかし、一般社員はそんな経営者の心配などどこ吹く風だ。経営者がどんな思いで会社を経営しているのかなどはおかまいなしで、仕事がきついとか給料が安くてやってらんねっだとか言う。

それも仕方がないことだ。雇用主と雇用者は全く立場が違うのだから。雇用を守ることは経営者の責任であり、義務でもある。それが辛いのだったら経営者になどならないほうがいい。

起業を簡単に勧める人がいるが、人を使い様々な取引を開始することの責任は想像以上に重いものだ。そのプレッシャーたるやすざまじく、生半可な精神力で乗り越えられるものではない。修羅場をくぐった経験は人を強くする。社長と呼ばれる人間に我が強い人が多いのは当たり前なのだ。そんな人間に普通の社員が太刀打ち出来る可能性は非常に低い。

それでもお互いに認め合う部分が少しでもあれば、お互いを尊重していける。そんな関係が組織には絶対に必要だと思う。

つか、俺のことも少し心配しろw>経営者



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posted by oyajiman at 2010年09月17日 23:00:00



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