先日メインマシンの組み立てが終了したときの出来事。
壊れたと思っていたHD4870が生きていて、意味もなく得した気分にひたっていた俺。あれこれ設定を見直していたのだが、HD4870は極めて安定して動いている。ここまで安定しているのであればオーバークロックしても問題なさそうである。ということで早速Catalyst Control Center(以下「CCC」)を開いて設定を見直す。今のところチップの温度は60℃くらい。一割くらいあげても問題なさそうだ。それにしてもMUSASHIは静かだ。FANの音はほとんど感じない。
[拡大]
まだ動作に若干の不安があるのでケースは開けたままにしている。オーバークロックついでにHD4870のチップセットがどのくらい熱くなっているのか触って確かめてみる。
触ってみるとかなり熱い。熱いだけじゃなくて、何となく空気がこもっている感じがする。あれ?と思ってFANのそばに手をかざすとまったく風がこない。ああぁ、これもFANが焼き付いたかと一瞬思ったが、先ほどFDの電源ケーブルの取り回しを直しているときに何かやっちゃったような気もしないでもない。で、FANのケーブルをたどるとどこにも接続されていなかった。
なーんだ。電源につながっていなかっただけじゃん。そりゃ静かだよな。って、これかなりヤバいだろ。あんた、チップを焼いてしまうつもりなのかい?
電源をつなぐとFANは元気にまわり出した。それとともにチップの温度もぐんぐん低下していき、少し経つと45℃まで下がった。
すごいねMUSASHI。何がすごいって、バカみたいに電気を食うHD4870がとりあえずFANレスの状態で動いてたってこと。にわかにはちょっと信じられんことなんだが、3Dグリグリなソフトは動かしていなかったのが幸いしたに違いない。あぶねーあぶねー。