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2010年07月11日

慣れというのは恐ろしいね

[Bike!Bike!Bike!]
先日マシンに乗りながら、いつの間にかCBR600RRは難しいという意識がかなり薄れているのに気がついた。マシンの挙動やタイミングが体に染み付いてきたんだろう。

馴染んできた一つはアクセルレスポンスの早さだ。

教習所でCB750に乗ったとき、教官に「クラッチをつなぐのが早すぎる」と言われた。しかし、SSであのタイミングでは回転が落ちすぎてしまう。それどころか今までのマシンよりレスポンスがいいCBRでは、より早めにギアチェンジを終わらせるよう意識している。「アクセルを戻す→クラッチを切る→ギヤを変える→クラッチを繋ぐ」を順番にやっていたらSSなんて走れたもんじゃない。SSではこの一連の動作を可能な限り短い時間で終わらせた方がスムーズに走れる。「アクセルを戻す」を省略したりもするくらいだ。とにかくアクセルレスポンスがバカっ速いので、こちらの動作もそのスピードに合わせる必要があるのだ。

ギアチェンジだけでなく、クリッピングポイントなどでのアクセルオープンのタイミングも微妙に違う。これは気化器、つまりキャブとフェールインジェクションの特性の違いのようで、キャブはアクセルを開けた後にワンテンポ遅れてエンジンがついてくるらしい。これはバイク屋のおっちゃんに言われたことなのだが、フェールインジェクションはアクセルのツキが確かに早い。これ、俺にとって初めての経験なのでギアチェンジよりも慣れるのに時間がかかった。時間にすればほんのコンマ何秒の差なのだろうが、アクセルを開けて何度も何度も「うおっ!」となった。体に染み付いたタイミングを修正するのは本当に難しい。

二つめは強力なストッピングパワーだ。

車体の軽さもあってか、直線部分でブレーキングを終わらせてしまうと前輪のトラクションが不足のままコーナーに入っていくような感じがする。昔は「ブレーキングは直線で終わらせろ」と言われたものだが、SSに限っては若干でもフロントブレーキを引きずったままコーナーに突入していく方が安定感があるような気がする。これはNSRとかRVFでも多少は感じたことだが、CBRではより明確になっていて、コーナリング中にフロントブレーキをかけてもマシンコントロールしやすいのである。昔のマシンはフロントブレーキを強くかけるとマシンのコントロールはほぼ出来なかったし、コーナリング中にかけるとビョコンと起き上がったりした。昔のマシンは旋回中のマシンコントロールはリアブレーキとアクセルと体重移動だけだったのに、この自由度のアップはなんなんだ?


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posted by oyajiman at 2010年07月11日 23:00:00



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