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2010年06月20日

さぁデンマークを倒すのだ

[決めてくれ~~]
昨日の日本代表は、ご存知のとおりスナイデルの一撃でオランダに1-0で負けた。それ以外ではさほど危険な雰囲気も無かったしとりあえず少しは攻めることもできたので、あの一撃を除いてはあんなものだろう。しかしあそこであのシュートが出来るか出来ないかが、世界と互角に戦っていけるかの差なのだろう。

とはいうものの、生意気にも「世界と戦う」なんて本気で口に出せる状態になったような気がするのはうれしい。ワールドカップ本戦で、我らが代表はあのオランダに攻めさせなかったのだぞ。さらにはシュート数だけみれば日本の方が多かったのだぞ。圧倒的にボールは支配されたが、それでも「戦えるかも」という感覚はつかめた。世界との差が実感としてつかめる距離まできたのだ。これを喜ばずにどうする。

それもこれも、ワールドカップ間近で強い国と戦うことができたからだ。強い国と戦ってこそ自分の力を確認できるし、レベルが上がる。あの4カ国と戦っていなかったらどうなっていたことか。ここ数ヶ月でここまで来れたのだ。この短期間でここまでこれるポテンシャルはあったのだ。そう思うと、ワールドカップ予選が始まる前からこのような準備が出来ていたらと考えてしまい、なんとなく悔しい。サッカー協会、スポンサー、マスコミ、そしてサポーターが今回の代表のように意識をひとつにして強化を最優先に出来る方向に持っていけたら、と思う。

さぁ、24日は本当の天下分け目の決戦だ。12年前、岡田監督は「1勝1負1引分を目標」などと言っていた。その言葉が12年目にして実現できるかもしれない。次は引き分けでも決勝リーグ進出が決まる。決勝リーグでの戦いは、日本をより強くしてくれるはずだ。

それにしてもデンマークはヤバイ。最終ラインと前線の2ラインだけで戦える、なんとも恐ろしい国だ。日本は中盤を制することが出来るかもしれないが、それは相手の思う壺になりかねない。中盤でボールを保持し前がかりになったそのとき、一気に前線にボールを送られ万事休す、そんな場面が頭に浮かぶ。デンマーク戦こそ松井・大久保がサイドを切り裂き、攻めながらもリスクを回避する戦術が効果的なのかもしれん。

日程は比較的余裕があるし、けが人も出場停止も出ていない。コンディションを十分に整え、決して前がかりになりすぎないよう慎重、かつ大胆に戦って欲しい。欲を言えば、そろそろラッキーボーイ的な誰かが出て欲しいと思う。そういう奴が出たとき、日本はベスト8以上に進めるかもしれん。南アフリカ大会のサプライズは侍の国だったと言われる大会になれば最高だ。

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posted by oyajiman at 2010年06月20日 23:00:00



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