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2010年06月05日

どんなに期待はずれでも信じる

[決めてくれ~~]
昨日のコートジボアール戦は予想以上の力の差を見せつけられた。改めて世界の実力を思い知らされた感じだ。誰が出てもなにも変わらず、監督も選手も日本のサッカーファンも下を向いてしまいそうだ。

しかし、残り日数が少ない状況で「日本の力は通用しない」ということを認識出来たのはとてもよいことだと思う。なぜなら、これで弱者の戦いかたをしなければならないことが今まで以上にはっきりしたからだ。ドイツでは自分たちの実力を見誤り涙した。ドイツの時に比べれば、まだ初出場のフランス大会の方が手に汗握る試合だったように思う。あのときは初出場ということもあり「自分たちは強くない」という大前提でチーム戦術が出来上がっていた。とにかく守り、攻撃は中田、中山と城だけに任されていたと言っても過言では無かったように思う。その後ろでタクトを振るのは名波であったが、攻撃のバリエーションはあくまでロングレンジのカウンター一本だけだ。それでもチーム一丸となって戦う姿には心打たれるものがあった。

今回のチームも監督が同じせいか、あのフランス大会とまったく同じ戦術をとるように見える。対比してみればよくわかる。DFは中西(阿部)、秋田(闘莉王)、井原(中澤)、サイドは相馬(今野)と名良橋(長友)、MFに山口(遠藤)と名波(長谷部)と前よりに中田(本田)、前線には城(大久保)と中山(岡崎)だ。前2人やポジションの色合いは多少違うが、それより後ろの構成は選手特性も含め非常に似ているように感じる。というか、全然進化していないのが泣ける。

ここにきて文句は言いたくないが、岡田監督には力の差を埋めるためのチーム戦術が全くない。これは岡田が監督になった時点で予想されたことだ。これでは満足に戦えるはずもない。悲しいがこれが事実だ。弱いチームにこそよい監督の力が必要なのに、それもわからず夏冬制にしようなどという会長がいるどこかの協会の責任は重い。

しかし、俺は信じる。選手が持てる力を十二分に発揮し、戦い抜いてくれることを信じている。自分たちの弱さを認識したであろう今こそ、「敵を知り己れを知れば百戦危うからず」という言葉が生きてくるはずだ。コンディションを整え、カメルーン戦に全てをぶつけてくれると信じているぜ。



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posted by oyajiman at 2010年06月05日 23:00:00



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