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2010年05月16日

国債発行で乗りきれる役所はいいよね

[つれづれなるままに]
景気が悪いとどうしても売上が落ちがちだ。売上が減るということはお金が入ってこないということで、金は入ってこないのだけれども給料はしっかりと払わなければならない。気がつくと手持ちの金がどんどん減っていっている訳だよ。で、ああ明日の支払い間に合うかなとか給料日払う金あるかなーとかばかり気になってしまったりする。今の中小企業なんてほとんどそんな感じじゃないかなと思う。

民間は金が無くなると金融機関とかから資金を手当てしなければならないよね。だけど官は収入が無くても魔法の一手「国債」があるわけで、資金繰りに悩んでいる奴から見ると、ものすごく羨ましい手段を持っているんだよな。まぁ国債だって借金の一つなんだろうけど、国の中で回しているだけだったら結局はゼロサムだよね。企業はそうは行かない。現ナマがないとあっというまに倒産お肩を叩きましょうになる。こっちにも国債回してくれと言いたくなっちゃう。

以前いた会社は何度かすっ飛びそうになったけれどそれなりに切り抜けてきた。しかし最後は振っても鼻血もでないような状態になって結局事業譲渡である程度の雇用だけは守られた。会社ってのは顧客も含めて本当に多くの人が関わって成り立っているんだよ。だから企業は潰れちゃダメなんだ。とにかく生き続けないと多くの人が困ってしまう。ちょっとの困難ならみんなでちょっとづつ我慢すればいいけれど、無くなってしまったら我慢する事さえ無くなっちゃうんだよ。

そういう切羽詰まったギリギリの感覚って、政治家は持ち合わせていないような気がする。特に裕福な家系でぬくぬくと育ってきたお坊っちゃまにはなかなか理解できないだろうね。順風万反の時はお坊っちゃまのほうがうまく行ったりするけれど、大きな困難にぶち当たった時にはそれこそ百戦錬磨の強者の方がずっといいよな。

おっと、話がそれた。とにかく官も借金増やさないで回しててみろよ。民間の中小企業の経営者がやっているような綱渡りで切り抜けてみろよ。こっちは毎日が真剣勝負なんだよ。



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posted by oyajiman at 2010年05月16日 23:00:00



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