Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2009年12月20日

バルサ優勝

[決めてくれ~~]
あちこちで報道されているから今更なんだけど、クラブワールドカップは下馬評どおりバルサが優勝した。しかし、その試合内容は全くの互角で、エストゥディアンテスのバルサ封じがものの見事に当たったと言っていいように思う。特に前半は完全にエストゥディアンテスのペースで、「あのバルサでさえ試合を殺されることがあるんだなぁ」とつくづく思った。

どこをどう抑えればあのくらいバルサを機能させないようにできるのか、俺のレベルでは見ていてもよくわからなかったけれど、あのバルサがシュート一本の上に先取点まで取られるのだから恐れ入る。南米のチームって本当に恐ろしい。

後半はペドロ投入でサイドをえぐる回数も増え、エストゥディアンテスは完全に防戦一方になったが、俺はこのまま終わるんじゃないかと思っていた。そしたらペドロだよ!延長後半のメッシの得点もそうだけど、TVで見ているのにバルサの選手がサイドからあがってくるのを発見できないことがある。あの狡猾で慎重なエストゥディアンテスでもやられたんだから、他のチームではほとんど「見えていない」かもね。

それにしても、バルサのサイドから中に入れるボールの速いこと速いこと。パスとは到底思えないレベルだよね。だから誰にも触れないまま逆のタッチラインまで流れてしまったりするんだよな。世界のレベルはあの速さなんだよな。

気分的にはエストゥディアンテスに優勝して欲しかった。力の差を認め、その力の差を埋めるべくチーム全員が同じ意思を持って強者に挑むその姿は素晴らしかった。前半途中から気分はエストゥディアンテスにどんどん傾き、先取点を入れたときには思わず「よっしゃ!」と声が出たくらいだった。逆に同点にされたときは、その力の差から絶望的な気分になった。あわよくばPK戦に持ち込み・・・と思ったが、ベロンを始めとしてエストゥディアンテスの選手は体力的にも限界に近く、最後は途中消えながらパワーを温存していたメッシの爆発的な瞬発力にやられた。足をつらせながらも思わずうなってしまうようなプレーを見せたベロンは、最後の最後までチームの中心で見方をコントロールしていた。

クラブワールドカップの決勝は、トヨタカップの頃から考えてもほとんどハズレがない。来年はどんな試合を見せてくれるのかな?


ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2009年12月20日 23:00:00



コメント

コメントはありません

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする