俺は昔(今でも?)金が無かったので、車は「動けばいい」というのが購入の基準だ。最初に手に入れたのが
ホンダのLife(
360cc)で車体は携帯じゃないが0円、車検費用だけで手に入れた。
次に手に入れたのが
ミニカ(360cc)だったと思う。どうでも良かったのであまり記憶に無いが、
三菱・ミニカを見ると
二代目か
三代目っぽい。これもほぼ捨て値で購入した。
ある日このミニカのバッテリーが上がったのでバッテリーを外し、充電器で充電した。悲劇はバッテリー取り付けのときに起こった。なんと、プラスとマイナスを間違えたのだ。最初にマイナスの電極をつなぎ、プラスを取り付けようとしたとき、電極から火花が散った。
俺は少々ビックリしたが、慌てず騒がず手袋を軍手から革の頑丈な手袋に替え、再度接続に挑戦した。接続時にバリバリと火花が飛んだが、気にせずネジを締めようとしたその瞬間である。なんとバッテリーに繋いでいる導線が白熱灯のフィラメントのように光りはじめ、ものすごい熱量を発しながら焼ききれたのである。あぶねー。頑丈な革の手袋でなかったら感電&火傷間違いなしだった。
なんでこのときプラスとマイナスを間違えたのか、火花がでても間違いに気がつかなかったのか、今となっては全くわからない。
で、このミニカ、信じられない事にこの後も何事もなく動いた。三菱恐るべし。