Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2009年05月24日

景気判断上方修正といわれてもねぇ

[つれづれなるままに]
J-CASTニュース : 日銀、景気判断を上方修正 政策金利は据え置き

上方修正といっても「大幅に悪化」から「悪化が続いている」への修正で、worstがworseになったというような修正なので、これを「上方修正」と伝えるのはどんなものだろう。

ただ、数値的な根拠は無いのであるが、最近は一時期の寒々とした状態は抜けたような感じがする。昨年はまずは原油高でじわじわと首を締められ、その後のサブプライムショックで急降下したと言われている。しかし俺のまわりを見る限りでは、12月~3月あたりの年度末こそ緊急的な費用削減と在庫調整などで本当に酷い状況に感じたが、年度が変わってからは昨年同時期レベルまでには回復している感じがする。多くの企業が急激な株安や円高を見て慌てて対策したが、気がつくと原油は数年前のレベルにまで下がり、株価も一時期の激安から脱却し、円相場もサブプライムショック前のレベルにまで戻った。そんな状況だから、「今後も注意はするけど、そんなに酷くないじゃん」という考えになっているのではないか。

というか、大体マスコミに取り上げられた時にはもう事は終わっていて、とっくに次のステージに入っている事の方が多い。昨年の原油高でも、サブプライム問題を見越して違う方で稼いでおけみたいな流れだったような気がするし、原油高とサブプライムの大きな波が過ぎ去った今、しばらくは低空飛行ながらも墜落はしないって状況だろう。TOYOTAとかの一部の大企業は少々ダメージを喰らったような見せ方をしているけれど、まぁ、問題ないだろうな。現に、ニュースとしてのバリューが無くなっただけかも知れんが「派遣社員」についての報道は一気に減ったよね。

新型インフルエンザも話題になるだけで重症患者は出ていないようだし、当面景気は横ばいに近い悪化で推移しそうな気がする。



ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2009年05月24日 23:00:00



コメント

コメントはありません

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする